ルフトハンザ、ジャーマンウイングス事故関係者に特別便 臨時窓口も

　

　ルフトハンザドイツ航空

　ジャーマンウイングスの墜落事故関係者向けに特別便を運航したルフトハンザドイツ航空 © Tetsu Maruyama/Flight Liner=13年4月

　ルフトハンザドイツ航空（DLH）はこのほど、子会社でLCC（格安航空会社）のジャーマンウイングス（GWI）が運航したバルセロナ発デュッセルドルフ行き4U9525便、エアバスA320（機体番号:D-AIPX）型機の墜落事故を受け、乗客の関係者ら向けにマルセイユへ向かう特別便2便を運航しました。

　　ルフトハンザドイツ航空がジャーマンウイングスの代理として運航する特別便は、デュッセルドルフ－マルセイユ便が現地時間3月26日8時40分、バルセロナ－マルセイユ便が同8時45分に出発。

　　マルセイユの特別支援センターでは、ルフトハンザおよびジャーマンウィングスの従業員が親族、友人への対応に当たります。また、ルフトハンザドイツ航空は4U9525便に搭乗した日本客の親族、友人のためにホットラインを設置しました。

　　ルフトハンザドイツ航空によると、近親者がマルセイユへ向かう場合は、捜査の安全性基準の範囲内で可能な限り事故現場に近い場所に連れて行くという。マルセイユでの宿泊や帰航便については、近親者の判断に基づき、ジャーマンウイングスの代理としてルフトハンザドイツ航空が手配します。

　　ルフトハンザ・ループのカールステン・シュポアCEOは、今回のジャーマンウイングス旅客機墜落について関係者らに深い哀悼の意を表し、「事故が皆さまに与えている苦痛は計り知れず、言葉では言い表せません。」と述べています。

　　ジャーマンウイングスとルフトハンザドイツ航空は、関係者らのケアや支援等を引き続き提供していきます。

　■ジャーマンウイングス墜落事故関係者向けホットライン
　[phone] （ドイツ、オーストリア、スイス、ルクセンブルグからは00800-11-33-55-77）