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国連内外の議論をリードしていく覚悟と安倍総理
安倍晋三総理は国連70周年記念シンポジウムでのスピーチで「あらゆる問題、いかなる局面でも国連内外の議論をリードしていく覚悟」と日本の立ち位置をアピールした。
安倍総理は「国連にとって今年が発足70周年。日本にとって来年が国連に加わって60年目の年になる」とし「私たちはこの2年(今年と来年)を具体的な行動の年と位置付けることにした」と紹介した。
そして「過激主義、テロリズム、核拡散の恐れ、気候変動、恐ろしい感染症」など「直面しているのは国家の枠を超えるものばかりだ」と国連が果たすべき役割がますます大きくなっていることも提起した。
そのうえで「何より、安保理の改革は議論に時間を割く時ではない」と訴え「具体的な成果を生む時だ」と語った。そして「日本は、一つ、一つ、実績を積み上げてきた静かな誇りを胸に常任理事国の役割を引き受ける用意がある」と常任理事国としてもその役割を果たせるとアピールした。
安倍総理はこの2年が日本にとって「国連と共に歩んだ道のりを振り返り、未来に対して決意を新たにする時となる」と訴え「(安倍政権が掲げる)国際協調主義に基づく積極的平和主義のもと、アジア・太平洋、世界の平和と発展、繁栄に、貢献できる国」として歩み続けることを強くアピールした。(編集担当:森高龍二)
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上原健二
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