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将来に禍根残さないためにしっかり国会議論必要
維新の党の松野頼久幹事長は28日の記者会見で、安保法制の国会審議について「時間をかけてやる必要がある。(国会議員のバッジをつけている者として)将来に禍根を残さないためにも(安保法制に対する国民への)責任を非常に重く受け止めている」とし、党としても5月中に全議員討議を行い、党としての方針をまとめていく考えを示すとともに「政府・与党には法案が通ればいいというような姿勢は戒めて頂きたい」と丁寧な議論を行うよう強調した。
松野幹事長は「停戦合意がなされているところに自衛隊を出すPKOでさえ、3国会を要して議論した。国会審議をしっかり行うことで、国民に(安保法制上の)論点や理解、ある意味では覚悟が伝わるようなものにしなければいけない」と語った。
また、松野幹事長は「日本が戦闘状態にあるところに自衛隊を出すという可能性を大いにはらんだ法案であり、1国会であげるようなことはやるべきではない」と今国会中に法案の成立を目指す政府・与党をけん制した。
松野幹事長は「安保法制の議論は国会をまたいで、しっかりとした議論をし、国民の理解を深められるような環境をつくる必要がある」と繰り返し語った。(編集担当:森高龍二)
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上原健二
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