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小学校卒業式、印象深いのは「卒業証書授与」…9割がJポップなど合唱
ベネッセ教育情報サイトは3月18日、「小学校の卒業式」に関する調査結果を発表した。卒業式で印象深い行事は「卒業証書授与」が最多だった。校歌以外の歌については87.5%が「歌った」と回答。伝統曲から定番の合唱曲、Jポップと幅広く選曲される実態にあった。
調査は2014年3~4月、小学6年生以上の子どもを持つ保護者1,219人を対象に実施した。
卒業式で印象深かった行事は、「卒業証書授与」がもっとも多く43.7%、次いで「合唱(校歌以外)」20.3%、「呼びかけ(児童全員)」18.3%、「卒業生の言葉(答辞)」8.2%と続いた。
「卒業式で校歌以外の歌を歌ったか」という質問では、87.5%が「歌った」と回答。具体的には、「仰げば尊し」「蛍の光」などの伝統曲、「旅立ちの日に」「最後のチャイム」「巣立ちの歌」「ビリーヴ」などの合唱曲、「手紙」(アンジェラ・アキ)「YELL」(いきものがかり)「友~旅立ちの時~」(ゆず)などのJポップと、幅広い曲が歌われていた。
合唱については、「きれいな声で盛り上がった」「感動した」などの声が多かったが、Jポップの選曲には「子どもたち自身が歌いたい歌を決めたと聞き、いいなと思った」「よく知らない曲なので特に感動はなかった」など、賛否両論があったという。
「担任の先生にクラスの子どもたちから記念品を渡した」と回答したのは46.3%。「花束」「色紙」などの定番品をはじめ、「Tシャツに寄せ書き」「ビデオレター」など、工夫をこらした記念品もあった。
「卒業式の日に謝恩会以外の食事会でだれと食事をしたか」という質問では、「家族」が43.9%ともっとも多かったほか、「クラスの任意のメンバー」(25.1%)や「子どもの仲良しの友達グループ」(16.1%)という回答もあった。