殺人容疑の福井大准教授、女子大学院生が「殺してほしい」

　

　
　　福井大学の准教授の男が指導していた女子大学院生を殺害したとして逮捕された事件で、薬を飲んで苦しがった女子大学院生が「殺してほしい」と言ったと、男が供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
　　殺人の疑いで逮捕された福井大学大学院の特命准教授・前園泰徳容疑者（４２）は、今月１２日、福井県勝山市で東邦大学大学院の菅原みわさん（２５）を殺害した際、薬を飲んで苦しがっていた菅原さんから「殺してほしい」と言われたと、警察の調べに対して供述しているということです。
　
　　しかし一方で、殺害された菅原さんは通っている美容室で、先月末に、勝山市で開かれた祭りに両親を招待すると楽しそうに話すなど悩んでいるようには見えなかったということで、警察が犯行に至った経緯を追及しています。（17日11:39）