琵琶湖疏水で観光船テスト運航 桜並木の水路、京都へ

　

　

　　大津市と京都市をつなぐ水路「琵琶湖疏水」で、観光船のテスト運航が２８日午前始まり、暖かい陽気で水路沿いの桜並木がほのかに色づく中、抽選で選ばれた一般モニター６人を乗せた第１便がゆっくりと進んだ。

　　３０分から１時間の３通りのコースを、５月６日までの土日祝日に運航、一般モニター計約１１５０人が有料で乗船する。すでに募集は締め切ったが、約１万９千人もの応募があった。

　　疏水沿いの多彩な景色を観光資源にしようと、昨年１２月両市などが実行委員会を立ち上げた。モニター結果を基に本運航するか判断する。