＜岩手県交通＞原木しいたけＰＲバスカード…ゲンボくん登場

　岩手県交通は「原木しいたけ」をＰＲするバス料金のプリペイドカードを３月１日に発売する。県の公認ゆるキャラ「そばっち」と、同県しいたけ産業推進協議会の「ゲンボくん」をあしらった可愛いデザインで、１万枚作った。
　
　　丸太に菌を植え、２年間厳しい自然の中で育てるだけに、ハウス栽培より肉厚と言われる。岩手は有数の生産地だが、福島第１原発事故後、干ししいたけへの加工品の年出荷量が約１００トンに半減した。
　
　　消費促進のため、県民生活の足として根付いたバスに着目。県林業振興課の菊池透総括課長は「しいたけと共に一歩一歩復興に向かいたい」。【二村祐士朗】日本語作文コンクールや日本についての知識を問う大会で優秀な成績を収めた中国人学生が日本人学生と日中問題について話し合う討論会が２７日、東京都内で開かれ、学生の立場でできる両国間の理解を深める方法を話し合った。公益財団法人「日本科学協会」の主催。中国側からは北京大や清華大などの学生ら約２０人が参加、日本の大学生とグループになり、日本語を使って議論した。
　
　　中国が批判されることの多い環境や食の安全、マナーの問題について、「日中ともに、メディアで伝えられる相手の国の情報は悪いイメージを増情報発信することが重要だとの意見が出た。北京大４年の徐涵（じょ・かん）さんは「日本の学生は中国に無関心だと思っていたが、関係改善の方法について真剣に考えていたのがうれしかった」と話した。