TOTO、新たな衛生陶器生産工場棟建設

　

　TOTOサニテクノ中津工場に建設TOTO株式会社は、2008年より衛生陶器の国内再編計画の一環として「国内雇用の維持」「生産性向上」「在庫レス化」「環境貢献」を目的とした国内老朽化生産設備の更新を進めており、新たにTOTOサニテクノ中津工場に衛生陶器生産工場棟を建設することを発表した。
　
　従来向上から約40％CO2削減今回建設される衛生陶器生産工場棟は、大分県中津市大字是則700にあるTOTOサニテクノ中津工場の旧建屋内、生産設備の代替えとして建設され、投資金額は143.1億円となっている。
　
　新工場棟では、最新性能の生産設備導入による生産性向上や、最新式のファイバー窯、LED照明など高効率機器の導入、TOTOオンリーワン技術である環境建材「ハイドロテクトカラーコート」の外壁塗布実施などにより、グリーンファクトリー化を図るとのことだ。
　
　年間CO2削減効果としては、「省エネ窯導入 排熱利用」で4545トン、「成形工程 新空調方式導入」で614トン、「高効率機器導入」で308トン、「LED照明 人感センサー」で66トン、「ソーラーパネル ハイドロテクトカラーコート」で41トン、合計5574トンCO2削減を実現でき、従来向上から約40％削減できるとしている。
　
　新工場棟の着工は2015年4月末を予定しており、本格稼働については2017年5月を目指すとした。
　
　（画像はニュースリリースより）

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