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“軽のスポーツカー” こだわりは「ものづくりの原点」
30日、ホンダが発表した車。2人乗りのオープンカーですが、実は軽自動車です。いま人気の軽自動車、4月から税金の負担が増え、逆風も予想されます。そんな中、26歳の開発責任者がこだわったのは、「ものづくりの原点」でした。
東京都内の自動車販売店。ずらりと並んでいるのは“軽自動車”ですが・・・。おしゃれなデザインに、広々とした車内。ワゴンタイプやターボエンジンを搭載したものまで。
「釣りが趣味で、竿とかいろいろ積めたりできるので、軽も悪くない。これからは(軽で)十分かな」(客)
「税金も安いし、一番それが魅力。大きい車の人はけっこう軽自動車に乗り換えている」(客)
去年、新車販売ランキングで6年ぶりにトップに立ったのは軽自動車。軽自動車は今や新車販売の4割を占めているのです。
「家族のメインカーとして使えるような軽自動車もある。そういう意味でラインナップが広がっている」(スズキアリーナ多摩境 前田和生店長)
販売価格は200万円近くのものも増え、もはや、単なる「庶民の気軽な足」ではなくなった軽自動車。そこで、ホンダが新たに投入するのが・・・
「手の届くところ(価格)で、本格的な楽しめるスポーツカーを出したい」(ホンダ 峯川尚専務執行役員)
ホンダが19年ぶりに軽自動車のスポーツカーとして4月上旬に発売する「S660」です。2人乗りのオープンカーで、荷物を置くスペースはほとんど無く、「走り」にとことんこだわったということですが・・・。車高は、わずか1メートル10センチほど。また、エンジンを車体の中心近くに載せることで、カーブを曲がる際に思った通りに走りやすいということです。“軽でありながら本格的なスポーツカー”。30日の発表で、ひときわ注目された男性がいました。
「ここまで、すごく期間がかかってしまったんですが、前に立つと、みんなの顔が浮かんできて、ちょっと泣きそうになりました」(ホンダ 椋本陵さん)
S660の開発責任者、椋本陵さんです。年齢は若干26歳。スポーツカーに憧れ、入社した椋本さんは社内のコンペに出した案が採用され、史上最年少の22歳で責任者に抜擢されたのです。
Q.責任者に選ばれたときは?
「マジか、って思った」(S660開発責任者 椋本陵さん)
若い開発責任者を支えたのが、“一緒にスポーツカーをつくりたい”と手をあげた技術者たち。若者からベテランまでワイワイガヤガヤと議論する、ホンダ伝統の“ワイガヤ”の中でS660は生まれました。…