【新製品クローズアップ】タカラトミーが超音波でビールの泡を作る『ソニックアワーポータブル』を発売

　

　

　タカラトミーアーツは、超音波できめ細かいビールの泡を作ることができる人気の「ソニックアワー」の新商品として、持ち運びできるハンディタイプの『ソニックアワーポータブル』を3月26日から発売する。

　『ソニックアワーポータブル』3132円

　

　外形寸法／幅108×高さ78×奥行き35mm
　質量／205g
　電源／単3形アルカリ乾電池×3本使用(別売)
　カラー／ホワイト、ブルー
　対象年齢／20歳以上

　【『ソニックアワーポータブル』の主な特徴】

　・超音波できめ細かくクリーミーな泡を作る
　・持ち運びできるハンディタイプ
　・ビールに触れないので、手入れが不要

　タカラトミーアーツは、ビールをおいしく楽しむ様々な商品を「ビールアワーシリーズ」として展開。その中でも2013年4月に発売した『ソニックアワー』は、ビールを注いだグラスを本体の上に置いてスイッチに触れると超音波振動でクリーミーな泡をつくることができる商品で、ワンタッチの手軽さと本格的な泡のおいしさで大ヒットを記録した。

　この『ソニックアワー』のヒットを受け、発売当初より密かに開発を進めていた商品が、今回発売される『ソニックアワーポータブル』なのだ。『ソニックアワー』のユーザーから寄せられた商品アンケートより「このおいしい泡を自宅以外でも作りたい」、「皆でわいわい楽しみたい」というようなニーズがあることが判明したことが、ハンディタイプ開発のきっかけになった。

　『ソニックアワー』は置き型で、本体の上に少量の水を張り、その水を通じて超音波をビールの入ったグラスに伝える仕組みだが、『ソニックアワーポータブル』は、本体の先端部分に超音波発生ユニットを内蔵しており、グラスの側面からダイレクトに超音波振動をビールに伝える、独自開発の新機構を搭載している。そのため、発売までに約2年という年月を費やしたという。

　泡を作る際は、7～8分目までビールを注いだグラスの側面に、本体の先端部分「ソニックポイント」を押し当てる。グラスに「ソニックポイント」が触れている間だけ超音波振動が発生し、きめ細かい均一な泡がゆっくりと立ちあがっていく仕組みだ。開発に際しては『ソニックアワー』から超音波の周波数を変更し、さらにきめ細かくクリーミーな泡を作ることが可能になった。同社では、その質は「ビールアワーシリーズ」最上の泡レベル、とコメントしている。

　また、超音波の出力を抑え、泡の量が調節しやすくなったため、コツをつかんでスムーズにこだわりの泡を作ることができるようになれば、まるで“ビールマイスター”になったかのような気分も味わえる。身近な価格と、手入れが不要な手軽さもチェックしておきたい。

　＜製品情報＞

　http://www.takaratomy-arts.co.jp/specials/beerhour/

　（文／編集部）