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人間性バレバレ!異動が決まったら「絶対やってはいけない」3つのこと
もうすぐ新年度。新入社員が入社することはもちろん、新しい組織が編成されたり、上司が変わったり、異動になる人が増える時期である。
異動は、異動になる本人も、周りの人にとってもストレスの多いイベントだ。仕事の引き継ぎ、送別会、歓迎会……など、日常の仕事だけでないタスクがどんどん振りかかる。しかも、異動は何ヶ月も前から予告されるものは少なく、急な異動が多いため、なおさら周りの負担も大きい。
そんな時に、異動が決まった人の態度によっては、周りがドン引きしてしまうことも。そこで、元人事担当の経験がある筆者から、異動する人がやってはいけないことを3つご紹介しよう。
■1:必要以上に異動を喜ぶ
異動する先が自分の望む部署であっても、必要以上に喜びを表現してはいけない。なぜなら、あなたが担当していた仕事を負担する人がいたり、一時的に周りに負荷がかかっている中で、自分だけ「念願の○○部に行けるなんて嬉しい!」などと言っていては、空気が読めないにもほどがある。
また、「ここの部署の仕事、そんなに好きじゃなかったんだ……」と伝わってしまうと、周りのメンバーのモチベーション低下にもつながる。
今の部署にもしっかり感謝し、喜びは控えておく方がいいだろう。
■2:仕事の引き継ぎをおろそかにする
“立つ鳥跡を濁さず”という言葉があるように、今あなたが行っている仕事は、責任を持って引き継ぐ必要がある。いざ異動した後、あれもこれも引き継げていないようなボロがたくさん出てくると、異動先の部署、異動前の部署どちらの部署にも迷惑をかけ、結果的にあなたの評価が下がってしまう。
しっかり今あなたが行っている仕事を可視化し、誰が担当しても大丈夫なように整理しておくようにしよう。
■3:自分の成果に必要以上に固執する
異動した場合、異動してから自分が行ってきたことが、成果に結びつくこともある。「あの案件、自分の努力でやっと芽が出たところだったのに……」などと、異動してから悔しい思いをすることもあるだろう。
しかし、「これは自分の成果だ!」と必要以上にアピールし、固執してはいけない。自分の成果にこだわればこだわるほど、協調性の無い人だと思われるからである。
成果は、1人で出せるものではない。周りのメンバーの支えがあってこそ出るものだということを勘違いしてはいけない。また、メンバーに求められることは、部署の目標を達成することだ。異動してからは新しい部署の目標をしっかり把握し、目標達成に向けて邁進するべきなのである。
以上、異動する人がやってはいけないこと3つをご紹介したが、いかがだろうか?
理不尽な異動を言い渡された人も、念願が叶った人も、自己中心的な行動に出ず、周りへ感謝し、自分に課せられた仕事を真摯にこなしていくことが求められるのである。