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採用担当が教える!就職イベントで「自分を上手に売り込む」3つのコツ
これから就職活動をする人も、転職を検討している人も、聞いたことがあるだろう“企業合同説明会”。大きなイベント会場に多数の企業がブースを出し、就職希望者は各ブースを周りながら効率的に就職活動ができるものである。
就職を希望する人にとっては、1度に多数の企業の情報収集ができるメリットがあるが、参加者数が多いため、ライバルが多いということがデメリットとなる。
そこで今回は、企業で人事担当として採用を行っていた筆者が、このようなイベント時に“人事に自分を売り込むためのテクニック”を3つご紹介しよう。
■1:ポートフォリオを渡す
ポートフォリオというと、デザインなどのクリエイティブな職種を希望する人が用意するものというイメージがあるが、そうでない職種を志望する人でも、自分自身を表現するツールとして持参する人は増えている。
学生の方であれば、学生時代に行ってきたことをイメージでまとめたり、転職を検討している方はこれまでの職歴で一番の成果をグラフやプレゼン資料にまとめることがおすすめだ。
このようなイベントの時は、人事担当は応募書類をまとめて会社へ持ち帰るため、ただの書類より、少しバインダーなどでまとまった物になると、他の書類より目を引くことができる。
■2:名刺交換をする
学生の方や、現職中の人は、自分の名刺を他社の人事担当に渡すことは難しいかもしれない。しかし、就職活動用に名刺を作ることは今や常識になりつつある。
また、自分の名刺を渡すことよりも、人事担当の名刺をもらうことの方が重要だ。なぜなら、その後お話できたお礼のメールなど、担当と直接やりとりをすることが可能だからだ。
通常、Webなどから応募した場合、個人のメールアドレスではなく、人事用のアドレスなどから連絡が返ってくることが多い。少しでもアピールをしたいのであれば、人事担当の名刺をもらうようにしよう。
■3:イベント終了間際に話しかけよう
合同説明会は、開催時間が決まっているが、終了時間ギリギリになると人がかなり少なくなる。人事担当も少し時間ができ、受け取った書類の整理などを行っていたり、ゆとりがあるだろう。ぜひ終了時間ギリギリのタイミングで、第一志望の企業の人事担当に話しかけてみよう。
人事担当も、最後に話した人の方が記憶に残りやすい場合があるため、オススメである。
以上、就職イベント時に“人事に自分を上手に売り込むためのテクニック”をご紹介したが、いかがだろうか?
多数の企業の人事担当と直接話すことができる機会は、このようなイベントの他にはなかなかない。ぜひあなたをアピールする機会として、活用していただきたい。