揺れるミラン・インザーギ監督の未来…来季も指揮を執れるか？ (1/2ページ) - サッカー - SANSPO.COM（サンスポ）

　

　　週末からのラツィオとの連戦を２試合とも落としながら、続投となったＡＣミランのフィリッポ・インザーギ監督だが、今後もその立場が安泰かどうかは定かでないようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。

　　インザーギ監督の進退が懸かると言われていたラツィオとの２連戦で敗れ、コッパ・イタリアではベスト８敗退、セリエAでは５試合白星なしと不振のＡＣミラン。だが、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は指揮官の続投を支持したという。

　　だがこれで、インザーギ監督が枕を高くして眠れるようになったわけではないようだ。ＡＣミランは常に指揮官をテストするという。『ガゼッタ』は、考えられるシナリオは３つだと報じた。

　　ＡＣミランが大きく流れを変えて復調すれば、インザーギ監督は来季も続投のようだ。だが、今季末まで浮き沈みを続けた場合は、今季で指揮官が退任になるという。そして、このまま“惨事”が続くのであれば、つなぎ役（マウロ・タソッティ氏？）に指揮権を委ねる可能性があるそうだ。

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　　つまり、残り１８試合で周囲を納得させる戦いぶりでなければ、インザーギ監督は今季で「お役御免」になるという。ＡＣミランは次節、最下位に低迷するパルマとホームで対戦する。崖っぷち状態が続く指揮官は、流れを変えることができるだろうか。

　　なお、アルゼンチンのメディアは２８日、元アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・サベジャ氏がＡＣミランの次期監督候補の一人と報じている。だが『ガゼッタ』によると、ＡＣミランはこれを否定しているそうだ。(Goal.com)