仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
画期的なテクノロジーを搭載した新時代のアコースティックピアノ ヤマハの ”TransAcoustic” ピアノ発売!
アコースティックピアノの自然な響きと、電子ピアノのさまざまな便利機能を併せ持つピアノがあったら・・・そんなピアノ演奏者の夢を実現した画期的なピアノがヤマハから3月20日に発売される。その名も『トランスアコースティック(TransAcoustic)ピアノ』と呼ばれる新製品(品番:YU11SHTA)は、300年以上の歴史と伝統を誇るピアノという楽器に現代のテクノロジーを融合させた、新時代のアコースティックピアノだ。2月24日にヤマハ銀座スタジオで行われた記者発表では、キーボーディストのただすけさんの演奏を交えながら詳しい説明が行われた。
『トランスアコースティックピアノ』は、スピーカーから音を出す電子ピアノとは違い、通常のアコースティックピアノと同様に響板を振動させて、自然な響きの音を出す。では、アコースティックピアノとはどこが違うのかというと、トランスアコースティックモードに切り替えると、電子ピアノのようなさまざまな機能を駆使できるようになるのだ。主な機能は、①音量調節が可能で、近隣や家族に配慮して小さな音で演奏できる、②エレクトリックピアノ、ハープシコード、ジャズオルガン、シンセパッドなど19種類の音色で鳴らせる、③アコースティックピアノ本来の音と、電子音を同時に重ね合わせる「レイヤーモード」で演奏できる、④スマートフォンやオーディオ機器など外部デバイスをつないで、スピーカー代わりにピアノから音を出せる、などだ。そのほか、ヘッドフォンを使用した消音演奏や、演奏をピアノに録音できる「本体録音」など、レッスン時に便利な機能も備えている。発表会では、ミニプラグのケーブルで接続したスマホの中の音源をピアノの響板で鳴らすという驚きのデモも実際に行われた。
では、なぜそんな芸当が可能なのか。それは、トランスアコースティックモードの画期的な仕組みにある。従来のアコースティックピアノは、①鍵盤を押す→②ハンマーが弦を叩く→③振動が響板に伝わる→④弦共鳴/ピアノ全体が共振、という機械的な仕組みで音を出している。それに対してトランスアコースティックモード時には、①鍵盤を押す→②MIDI信号で電子音に合成→③トランスデューサー(加振機)で振動を響板に伝える→④弦共鳴/ピアノ全体が共振、という仕組みに変わるのだ。つまり、鍵盤を押した力が途中でいちど電気信号に変換され、それがトランスデューサーによって再び機械的に響板を鳴らすことで、電子ピアノのような機能とアコースティックピアノの響きを両立可能にしたというわけだ。…