税関での偽ブランド品押収、過去最多に

　

　
　　財務省によりますと、去年１年間に全国の税関で押収された偽ブランド品やコピー商品などの件数は、３万２０６０件と前の年より１４％増えて、過去最多を記録しました。
　
　　このうち、中国から輸出されたものは２万９５５３件あり、５年連続で全体の９０％以上を占めました。
　
　　品目では、ハンドバッグや衣類が全体の半数以上を占めたほか、スマートフォンのケースなど携帯電話と付属品の押収が大幅に増えたということです。また、赤ちゃん用の抱っこひもなど、使用するとけがをする恐れがある品も増えているということです。
　
　　税関当局は今後、中国など輸出元となっている国と連携して取り締まりを強化するとしています。（04日14:02）