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総合格闘技「UFC」に激震――人気選手に薬物反応、どうする?

総合格闘技「UFC」に激震――人気選手に薬物反応、どうする? 日本ではひっそりとした形でしか報道されていないが、海の向こうで総合格闘技の超人気団体「UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)」に大激震が走っている。米ネバダ州のアスレチックコミッションは2月17日、禁止薬物の陽性反応が出たUFCの3選手に一時的な出場停止処分を科すことを発表。該当者は前UFC世界ミドル級王者のアンデウソン・シウバと元ストライクフォース・ウエルター級王者のニック・ディアス、元ベラトール・ミドル級王者のヘクター・ロンバードで、処分は3月中に行われる公聴会で決定される。
 
  シウバとディアスは1月31日のUFC183大会のメインイベントで対戦し、試合中の左足骨折から13カ月ぶりの復帰戦となったシウバが判定勝ち。ロンバードも1月3日の同182大会で勝利していたが、両試合の結果についても再検討されることになった。
 
  3選手はいずれも知名度が高いトップクラスのファイター。特にシウバはUFCで世界ミドル級王座を約6年9カ月間に渡って守り続けた「元絶対王者」であり、スーパースターだ。しかも、そのシウバ、そしてディアスは直近の大会でメインイベンターを務めていたこともあり、UFCのダメージは決して小さくない。
 
  UFCでは1月上旬、世界ライトヘビー級王者のジョン・ジョーンズがコカイン代謝物質の陽性反応が出て更生プログラムに取り組むため薬物療法施設へ入院するというショッキングなニュースが起こったばかり。相次ぐトップファイターたちの不祥事にUFC側も対応策を取り始めた。2月18日にUFC上層部のロレンゾ・ファティータ、ダナ・ホワイト、ローレンス・エプスティンの3氏が記者会見を開き、今後の薬物対策の方針を発表した。
 
  これまで薬物検査及び違反者の出場停止期間は大会を管轄する近郊各州のアスレチックコミッションに委ねられてきたが、今後はWADA(世界アンチ・ドーピング機関)が公認する第三者機関と業務提携を締結し、今年7月1日から現在UFCと契約中のファイター全員に抜き打ちで薬物検査を実施していくことを決めた。
 
  陽性反応が出た場合の出場停止期間についても、今まで以上の厳罰が科せられる方針で「2年~4年間の出場停止処分を課すことも辞さない」(ファティータ氏)という。
 
 ●問題の根は深い
 
  第三者機関を使っての検査には数百万ドル規模の莫大な経費がかかるとみられるが、そこまで費やさなければならないほど今回の問題は根が深い。…前出の3選手から検出された禁止薬物はディアスがマリファナ、シウバとロンバードがステロイドであった。ディアスのマリファナ使用が発覚したのはこれで2度目だが、シウバとロンバードに陽性反応が出たのは今回が初めて。当然ながらディアスのマリファナ使用も言語道断とはいえ、スポーツ界での使用が「タブー中のタブー」とされているステロイドの摂取が発覚したシウバとロンバードには今後もかなりの強さの風当たりが予想される。
 
  シウバは「私はパフォーマンスを高める薬を使ったことがない」と一貫して“シロ”を強調し続けている。しかし、かつて絶対王者と呼ばれた彼の場合は特に「いつから使っていたのか」にも疑惑の目が向けられるている。成り行き次第では、過去の栄光が音を立てて崩れ去るとともに、総合格闘技というスポーツの根幹を揺るがす事態にもつながりかねない。
 
  米スポーツ専門局『ESPN』が「シウバのステロイド使用疑惑は、MMA(総合格闘技)にとって一大事。MLB(メジャーリーグベースボール)のケースに例えれば、通算本塁打世界記録をマークしたバリー・ボンズ氏にステロイド使用疑惑が明るみに出たことに匹敵する」と評した。確かにその通りだろう。
 
  関係者の話を総合すると、シウバから今回検出されたステロイド性薬物は「マステロン」と「アンドロゲン」。筋肉増量に絶大な効果を持つステロイドを使うと筋肉が保水することで体重増加につながる副作用になりやすいが、前者のマステロンを使用すると筋力増強だけでなく体内の脂肪を燃やす傾向があって減量苦になりにくくなる。
 
 ●元UFC世界ウェルター級王者の声
 
  一方のアンドロゲンはもともと生体内に存在するが、WADAでは外部からの人工的な投与は「筋肉増量を助けるステロイド性薬物」として禁止されており、その副作用として体重増加やがん細胞の誘発、ホルモンバランスの崩壊などさまざまな障害を引き起こす危険性がある。しかしながら、このアンドロゲンとマステロンを組み合わせた“ダブルインカム(2種類の摂取)”は短期間で苦しむことなく飛躍的なパフォーマンス向上が望めることから業界内では「MMAファイターの間で影ながら非常に人気が高い」ともっぱらだ。
 
  そして言うまでもなく、ステロイド性薬物は他にも無数の種類と摂取方法があって、カネに目がくらんだ医療業者たちの間では今でも水面下で検査に引っかからないための薬物実験が繰り返されている。…そういう意味でもUFCが各州アスレチックスコミッションだけでなく、第三者機関を使ってのランダムな検査を行うことを決めたのは大英断ではあるが、少々遅かった感も否めない。これまでも選手間や関係者からは幾度となく禁止薬物に関する厳格な検査と違反者に対する厳罰化を求める声がUFCに対して繰り返し出ていたからだ。現在長期休養中の人気選手で日本でもお馴染みの元UFC世界ウェルター級王者ジョルジュ・サンピエールも、その1人である。
 
  昨年12月にサンピエールは同王座の返上と長期休養を表明。その理由の1つとして「自身の薬物検査への取り組みをUFCが支援してくれなかったこと」を地元のカナダ・モントリオールのメディアに明かしている。
 
  「僕は、このMMAというスポーツの発展のために身を捧げる覚悟を持っている。だから周りの人が信じようが信じまいが、僕はこれまで一度もドラッグを使ったことはないと断言できる。ウソ発見器で調べられても構わない。僕は厳格なドーピング検査を行うことに大賛成だ。
 
  でも今の流れはよくないし、愚かで馬鹿げた方向に進んでいる。このスポーツに変化をもたらそうと思って努力してきたのに、MMAの世界の中にはそう思わない人もいる。選手が薬物検査に失格してしまうと、大金を失うことになると感じている輩がいるということなのだろう。
 
  そしてダークサイドの部分に目をつぶり、このスポーツのイメージだけを守りたいという人間もいる。厳格な検査をスタートしたら、大勢の人が捕まってしまうからだ。選手や関係者の具体名を挙げて糾弾をすることはしないが、もしそれをすれば、このスポーツのイメージは確実に大きく下がることになる。忘れないでほしいが、僕は内部情報を持っている。僕はこの世界に生きるアスリートだ。何が起きているのかは知っている。そして……そのことに心底がっかりしているんだ」
 
 ●スキャンダルの行方
 
  破竹の勢いでMMA業界を席巻してきたUFC。そのリーディングカンパニーに襲い掛かってきたスキャンダルの行方はどうなるのか――。
 
  第三者機関を使った厳格な検査の実施は一大危機を乗り越えるべく迅速な策を講じた格好と言えるが、「8割から9割のUFC所属選手がステロイドを使っている」と予想する有識者(もちろん現段階で何の根拠もないが)もいるだけに、もしかしたらUFCは“パンドラの箱”を開けてしまったのかもしれない。
 
  いや、それでもワールドワイドなメジャースポーツとなりつつあるMMAをさらに発展させていくためには避けて通れない道であろう。
 
 [臼北信行,Business Media 誠]

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