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電車で騒ぐ子供、親がすべきことは? 議論呼ぶ子供連れのマナー
電車内で騒がしい子供とその親について、人気芸能人の発言した内容が大きな議論になりました。その問題はどこにあるのでしょうか。また親も、いろいろと工夫をしているようです。
「親が申し訳ない顔をしてくれたら……」
人気芸人、松本人志さんがTwitterに投稿した内容が議論を巻き起こしました。2015年2月23日に投稿された、「新幹線で子供がうるさい。。。子供に罪はなし。親のおろおろ感なしに罪あり。。。」という内容です。
松本さんは新幹線の車中で騒いでいる子供を目にして、腹が立つのはなんでだろう、と考えた結果、騒がしい子供を放置している親のあり方が許せないと感じたのだといいます。後日、テレビ番組でこの発言の真意を聞かれた松本氏は、自身が子供を持つ身であること、子供は泣くもの、を前提とした上で、「親がちょっとでも申し訳ない、という顔をしてくれたら、すべてが丸く収まる」と発言します。
これをきっかけに、子連れの親が電車に乗る際のマナーについて、ネット上で議論が繰り広げられました。
日本民営鉄道協会が行っている「駅と電車内の迷惑行為ランキング(2014年度)」で、6年連続で1位に選ばれたのは「騒々しい会話・はしゃぎまわり等」でした。車中での騒音、とくに騒がしい子供を迷惑と感じる人が多いことがわかります。
車内で静かにさせる親の工夫
前出のアンケートでは、電車内の「騒々しい会話・はしゃぎまわり等」を33.2%の人が迷惑と感じている、という結果が出ました。しかし同時に、子供が泣くなどして騒がしい場合でも、親から「うるさくしてすみません」という声をかけられることで「すこし優しい気持ちになる」という意見を耳にすることもあります。
そうした意見や松本さんの投稿からうかがえるのは、世の中は「子供が公共の場で騒ぐ――親が叱る」がワンセットだと捉えている、ということでしょう。公共の場で騒ぐのはよくないこと、という前提のもと、「騒いでいるのになんで怒らないの?」と、世間の人々はその事実に腹を立てているのかもしれません。
もちろん親も子供を騒がせないよう、いろいろと策を講じています。
筆者が周囲の母親にアンケートをとったところ、印象に残ったのは「これ以上騒ぐと降りる、と宣告し、守らなければ実際に降りる」という回答でした。それを繰り返すことで、車内で静かにすることを学んでいくようです。そして、いちばん多かった答えが「絵本を読む」。よく子供に絵本を読んでいる親御さんの姿を目にすると思いますが、絵本には子供を夢中にさせて大人しくさせる効果があるのだとか。車内のマナー、親たちも工夫しています。