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高齢者を対象とした肺炎予防の定期接種、2014年度期限迫る
高齢者を対象とした「肺炎球菌ワクチン定期接種」の2014年度の助成対象期限が2015年3月31日に迫っている。今年度の対象者でまだ受けていない人は、最寄りの医療機関やかかりつけ医に相談し、接種のタイミングを逃さないように注意したい。この定期接種制度は14年度から実施されているもので、2018年度までは当該年度に65歳、70歳、75歳など、65歳から100歳まで5歳ごとの年齢になる誕生日を迎える人が対象だ。2014年度に限っては、101歳以上も対象となる。
自治体から費用の助成が受けられるため、対象者は任意接種の半額程度でワクチン接種が可能となる。詳しい金額や内容は自治体により異なるため、各自治体への問い合わせが必要だ。
ワクチンを製造販売しているMSDが運営している啓発サイト「肺炎予防.jp」では「自身が対象者か」「各自治体での制度はどうなっているか」などの情報が確認できる。
肺炎は日本人の死因第三位、予防はお早めに
肺炎を軽い病気だと思う人もいるかもしれないが、実は日本人の死因第3位だ。
厚生労働省の調査によると、肺炎による死亡者の96.8%が65歳以上という結果が出ており、高齢者では咳や痰・発熱といった症状が出にくく、発見が遅れて重症化しやすいと言われている。
また、肺炎の原因となる肺炎球菌は鼻やノドの奥に常在することがあり、普段は免疫力が高いため発症には至らないが、”インフルエンザに罹る””歳を取り体力が衰える”などといった、免疫力が低下したときに細菌が肺に入り込んで発症する。
高齢者が今後も増えるといわれている日本で「肺炎」はインフルエンザと同じように注意する必要がありそうだ。<J-CASTトレンド>