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4月1日から相次ぐ値上げ、飲食店にも影響
満開の桜が見ごろを迎えています。31日、東京は最高気温が23.2度と5月中旬並みのぽかぽか陽気になりました。東京の桜は今週いっぱいが見ごろとあって、花見客のテンションも上がっています。ですが、上がるのはこれだけではありません。
(Q.4月1日から大手メーカーのチーズが値上げですが?)
「今のうちに買っておかないとね」(花見客)
「買ってこいよ。上野駅行って買ってこいよ」(花見客)
そう、値上げの春なのです。4月1日から、食品を中心に身近な品の値上げが相次ぎます。乳業各社は、1日の出荷分から牛乳、バター、チーズ、ヨーグルトなどの値上げに踏み切ります。
「きついですよ。(飲むヨーグルト)一日1本、飲んじゃう。花粉症があるんで。(値上げは)大きい」(購入客)
「値上げという言葉が先行して、買い控えになるのが一番心配事」(「生鮮市場さんよう」阿部芳邦専務)
また、インスタントコーヒーや食用油なども軒並み値上げ。円安などで原材料価格が高騰しているためです。さらにはウイスキーも・・・。サントリーは、国産輸入ウイスキー39品目の値上げを決めました。
「毎日飲むので、多めに買えるものは買っちゃう。それが楽しみで働いてるからね。しょうがないよね」(購入客)
相次ぐ食品価格の上昇。その影響は飲食店にも・・・。こちらは浅草の老舗喫茶店、人気のメニューはオムライスに定番のナポリタンです。共通して使うのはケチャップ。その価格が上がるというのです。食品大手のカゴメは、家庭用のトマトケチャップや業務用のトマトソースなど97品目を1日の出荷から値上げします。
「困ります、本当に。(Q.これから値段を変える予定は?)ないです。30年くらいずっと同じお客さんが、みえてくれるので。このまま(の値段で)ずっといくつもりです」(「デンキヤホール」杉平米子店長)
(31日22:59)