＜ＪＲ九州＞九大六本松キャンパス跡地に２複合施設開発計画

　

　ＪＲ九州は２３日、九州大学六本松キャンパス跡地（福岡市中央区）に建設する二つの複合施設の開発計画を発表した。２０１７年までの完成を目指す。
　
　　計画によると、東西の街区があり、敷地面積は計２万１０００平方メートル。東街区は、地下１階地上１３階建てで延べ床面積は３万７０００平方メートル。入居するのは▽プラネタリウムなどがある福岡市青少年科学館（仮称）▽九州大法科大学院▽商業施設（１、２階部分）▽住宅型有料老人ホーム（１１７室）▽駐車場−−など。今秋に着工して１７年秋の開業予定。
　
　　西街区は、１４階建てで、延べ床面積４万３５００平方メートル。分譲マンション「ＭＪＲ」（３５１戸）と商業施設（１階）が入る。今年３月に着工しており、マンション引き渡しは１７年３月としている。
　
　　ＪＲ九州は昨年、独立行政法人・都市再生機構（ＵＲ）から六本松キャンパス跡地の一部を１１７億円で取得した。【中園敦二】