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[注目トピックス 外国株]11日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、中国景気の先行きを不安視
*18:11JST 11日の香港市場概況:香港ハンセン指数は下落、中国景気の先行きを不安視
11日の香港市場は下落。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比179.01ポイント安(-0.75%)の23717.97ポイントと7営業日、本土企業株で構成されるH株指数が90.29ポイント安(-0.78%)の11417.34ポイントと2営業日ずつ続落した。売買代金は782億5800万香港ドル(10日は769億700万香港ドル)。
経済指標の発表後に売りが強まる流れとなった。中国本土で本日午後、今年1~2月の経済指標が公表され、小売売上高が前年同期比10.7%増(予想は11.6%増)、鉱工業生産が同6.8%増(予想は7.7%増)、固定資産投資が同13.9%増(予想は15.0%増)となり、軒並み下振れたことが嫌気された。すでに公表された2月の物価統計や貿易統計が総じて弱い内容だったこともあり、中国景気の先行きが不安視されている。
ハンセン指数の構成銘柄では、カジノ関連株が連日で年初来安値を切り下げた。金沙中国(1928/HK)が3.5%、銀河娯楽集団(27/HK)が3.4%ずつ下落。それぞれ約2年ぶりの安値水準に落ち込んだ。大手ブローカーが相次いで、マカオ・カジノ業界の弱気見通しを示したことが引き続き逆風。エネルギー株も売られる。石油生産大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.1%安、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が3.8%安と値を下げた。
自動車株もさえない。吉利汽車HD(175/HK)が2.3%安、広州汽車集団(2238/HK)が2.0%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が1.7%安、東風汽車集団(489/HK)が1.3%安で引けた。新車の月次販売低迷が判明するなか、販売動向の先行き不安が強まっている。
【亜州IR】
《KO》