仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[注目トピックス 外国株]19日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、米国株高を好感
*18:01JST 19日の香港市場概況:香港ハンセン指数は上昇、米国株高を好感
19日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比348.81ポイント高(+1.45%)の24468.89ポイントと2営業日、本土企業株で構成されるH株指数が140.23ポイント高(+1.17%)の12122.20ポイントと6営業日ずつ続伸した。H株指数は約3週ぶりに節目の12000を回復し、年初からの騰落率が+1.15%とプラスに転じている。売買代金は1025億6900万香港ドル(18日は962億5300万香港ドル)。1000億香港ドルの大台突破は今年2月5日以来となっている。
海外環境の改善が支え。米早期利上げ観測の後退で、昨夜の米国株が大きく買われた流れを引き継いだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明は、金融政策の正常化開始について、予想通り「忍耐強い」の文言が削除され、将来の利上げに向けた準備に入ったことが確認されたものの、同時に示された政策金利の見通しが大幅に引き下げられている。これによって緩和的な政策は当分続くとみられた。
ハンセン指数の構成銘柄では、インターネットサービス最大手の騰訊HD(700/HK)が6.7%高と上げが目立つ。同社は昨日引け後、14年12月期の5割増益を発表。市場予想をやや下回ったものの、大手ブローカーが相次いで同社の見通しを引き上げたことが買い材料視された。人気コミュニケーションアプリ「微信」の広告収入とオンライン支払い業務の先行きについて、今後の成長性が高く評価されている。テンセントは指数寄与度が大きいため、1銘柄だけで指数を151.8ポイント押し上げた。このほか、香港系の不動産株や、エネルギー株、金融株なども値を上げている。
インフラ関連株も物色された。鉄道建設の中国中鉄(390/HK)が6.1%、同業の中国鉄建(1186/HK)が5.1%、交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が4.2%、建機大手の中聯重科(1157/HK)が1.8%ずつ値を上げた。今月26~29日に開催される博鰲(ボアオ)アジアフォーラムで、「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想の具体案が公表される見通しと政府系メディアが報じたことが引き続き刺激材料となっている。
【亜州IR】
《KO》