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[注目トピックス 市況・概況]後場に注目すべき3つのポイント~任天堂とDeNAがストップ高買い気配
*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~任天堂とDeNAがストップ高買い気配
18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・FOMC待ちで売り買い交錯も先高期待が強い
・ドル・円は121円34銭付近、FOMC声明やイエレンFRB議長会見待ち
・任天堂<7974>とDeNA<2432>はストップ高買い気配、任天堂関連にも物色が波及
■FOMC待ちで売り買い交錯も先高期待が強い
日経平均は小反落。13.01円安の19423.99円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする模様眺めムードの中、こう着感の強い相場展開になっている。日経平均は寄り付き直後に19389.24円まで下げ、その後19477.03円まで切り返す展開。ただし、それ以降は、19400円を挟んでの小幅な値動きにとどまっている。
業務・資本提携を発表した任天堂<7974>、ディーエヌエー<2432>はともにストップ高買い気配で値付かず。任天堂の大株主である京都銀<8369>のほか、ゲーム機器等を手掛けているミツミ<6767>、ホシデン<6804>、ユビキタス<3858>などが軒並み買われている。また、任天堂が気配値で20%を超える上昇となるなか、TOPIXはプラスとなっているほか、セクターではその他製品が6%超の上昇になるなど、任天堂効果がみられている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数に近い状況。
日経平均は高値圏でのこう着が続いている。日経平均、大阪225先物ともに、寄付きから20分間につけた価格を超えられずにいる。そのため、このレンジを上下いずれか超えてくるようだと、短期的にその方向にトレンドが出やすくなりそうである。ただし、朝の外資系注文動向では差し引きで2500万株超の売り越しとの観測の中で、相当底堅さが意識されている。銀行や薬品などへの売りが観測されているが、小幅な下げにとどまっており、売り込みづらいところ。
一方で、ソニー<6758>が5%超の上昇となっているほか、村田製<6981>、アルプス<6770>など、ハイテクセクターが堅調である。ファナック<6954>は売り買い交錯ながらも買い方優位の需給状況である。FOMC待ちで大きなトレンドは出難いと考えられるものの、日経平均は小幅でも連日で昨年来高値を更新してきそうな状況だろう。その他、2月の訪日外国人客数が発表される予定である。「春節」効果から大幅に伸びることは間違いなく、これが改めてインバウンド物色に向かわせるか、もしくは材料出尽くしとなるかが注目されるところ。…