[注目トピックス 市況・概況]日経平均は179円安、売り一巡後も戻りの鈍い展開に

　

　*10:31JST 日経平均は179円安、売り一巡後も戻りの鈍い展開に
　
　10時25分現在の日経平均株価は、18791.97円（前週末比-179.03円）で推移。良好な米国2月雇用統計を受けて利上げ警戒感が浮上し、先週末6日のNYダウが大幅に下落したことなどから、日経平均は売り先行でスタート。また、寄り付き前に10-12月期GDP改定値は前期比年率+1.5％と速報値（同+2.2％）を下回ったことも嫌気され、日経平均は一時18733.87円（同-237.13円）まで下落。年金買いや海外勢の買い期待などを背景に売り一巡後の日経平均は下げ渋っているものの、戻りの鈍い展開に。
　
　セクター別では、鉱業、ゴム製品、石油石炭、サービス業、卸売業などが上昇する一方、不動産、電力ガス、鉄鋼、精密機器、非鉄金属などが下落。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>や三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>、ファーストリテ<9983>、武田薬品<4502>、ソニー<6758>、三井不動産<8801>などがさえない。
　
　10時25分現在のマザーズ指数は、864.01（-0.91％）で推移。日経平均株価の弱含みなどを背景に売り優勢の展開。売買代金上位には、モブキャスト<3664>やITBOOK<3742>、DDS<3782>、サイバーダイン<7779>、リアルワールド<3691>などが上昇する一方、シリコンスタジオ<3907>、ミクシィ<2121>、OTS<4564>、FFRI<3692>、SOSEI<4565>などが下落。
　
　
　《KO》