[注目トピックス 市況・概況]日経平均寄り付き＆為替概況：日経平均は160円安、米国株安や10-12月期実質GDP改定値の下振れを嫌気

　

　*09:36JST 日経平均寄り付き＆為替概況：日経平均は160円安、米国株安や10-12月期実質GDP改定値の下振れを嫌気
　
　【日経平均は160円安、米国株安や10-12月期実質GDP改定値の下振れを嫌気】
　
　9時33分現在の日経平均株価は、18810.57円（前週末比-160.43円）で推移。日経平均は反落で始まり、その後も下げ幅を広げてきている。6日の米国株安の流れを受けて売りが先行しているほか、寄り付き前に発表された10-12月期の実質GDP改定値が予想を下回ったことが、嫌気されているとみられている。
　
　売買代金上位ではトヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、武田薬品<4502>、ＫＤＤＩ<9433>、富士重<7270>、ソニー<6758>などが冴えない。一方で、OLC<4661>、三菱商<8058>、ＪＤＩ<6740>、あおぞら銀<8304>などがしっかり。セクターでは33業種すべてが下げており、不動産、情報通信、倉庫運輸、電力ガス、精密機器、電気機器、非鉄金属、医薬品、繊維、食料品、水産農林などが1％を超える下落に。
　
　【ドルは120円67銭付近、10-12月期GDP改定値の下振れなどが重しに】
　
　ドルは120円67銭付近で推移。先週末6日の良好な米雇用統計を受けて、今月の連邦公開市場委員会（FOMC）でフォワードガイダンスの「辛抱強く」との文言を削減し、6月または9月の利上げに向けて準備を進めるとの見方が強まっておりドル買い優勢の展開。ただ、10-12月期GDP改定値は前期比年率+1.5％と速報値（同+2.2％）を下回ったほか、日経平均が一時200円超の下落になっていることなどが重しに。
　
　9時33分時点のドル・円は120円67銭、ユーロ・円は130円95銭、ポンド・円は181円76銭、豪ドル・円は93円16銭で推移している。
　
　
　《KO》