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【サッカー】横浜ゴムが“後押し” 日本代表FW武藤「チェルシー移籍」情報
ハリルホジッチ日本代表、若手有望株の「欧州移籍情報」が飛び込んできた。
移籍先は、欧州を代表する英プレミアリーグのビッグクラブで、
ロンドンを本拠に1905年に創設されたチェルシー。
そんな人気と実力を兼ね備えた名門への移籍話が進んでいるのが、
ハリルホジッチ監督の初采配試合となったチュニジア戦(27日)にも先発したFW武藤嘉紀(22=FC東京)だ。
14年Jリーグで端正なマスクと慶応大4年生のブランド力で知名度を上げた代表エース候補。
突破力、決定力、運動量が高く評価され、14年9月5日のウルグアイ戦の日本代表に初招集した
アギーレ前監督は「欧州トップリーグでも通用する」と太鼓判を押していた。
「昨年6月にFC東京が所属選手を対象にキャリア・パスという面接を行い、
強化部長が各選手に短期目標と長期目標を聞いた。
武藤は短期目標として日本代表入りを掲げ、それは3カ月後に実現した。
長期目標として『2年後には欧州でプレーする』と明言
もともとFC東京のユース時代から、海外移籍に対する強い意欲を持っている」(マスコミ関係者)
16年に欧州移籍。日本代表の主軸として18年ロシアW杯に出場――。
そんな未来予想図を描いていた武藤に思わぬ“追い風”が吹いた。
日本のゴム・タイヤ業界の横浜ゴムが、来季15─16年シーズンからチェルシーの胸スポンサーに名乗りを上げ、
それが武藤の欧州移籍を強力にプッシュしたのである。
■5年370億円でスポンサー契約
近年、ゴム・タイヤ業界のサッカー界進出が目立っている。
国内最大手のブリヂストンは13年から17年までの5年間、南米クラブ選手権(リベルタドーレス杯)の冠スポンサーになっている。
国内4番手のトーヨータイヤは14年4月から16年6月まで、
日本代表のMF本田圭佑(28)が所属するセリエA・ミランとスポンサー契約を結んだ。
住友ゴムに次いで業界3番手の横浜ゴムが手を組んだのが、
世界中に圧倒的なファンを持っているプレミアリーグの人気クラブ・チェルシーだった。
契約金は年74億円の5年契約で総額370億円。これまでチェルシーの胸スポンサーだった
韓国通信大手サムスンの契約金が、年間33億円だったことを考えると破格の大盤振る舞いである。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/158495
2015年4月1日
http://static.nikkan-gendai.com/img/article/000/158/495/ed88921006c3669f2275f1411125978e20150331112714021.jpg
ウズベキスタン戦に備えて調整する武藤