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三菱電機、太陽光発電向けパワコン用パワー半導体モジュールを発表
三菱電機は3月18日、住宅用太陽光発電システムのパワーコンディショナに用いるパワー半導体モジュール「太陽光発電用IPM」の新製品として、パッケージサイズを小型化した6機種を開発、2010年5月下旬から発売することを発表した。
太陽光発電用IPMの新パッケージ品で50A/600V 5素子入りの「PM50B5L1C060」
住宅用の太陽光発電システムでは、太陽電池パネルで発電した直流の電力を交流に変換して、電圧を整えるパワーコンディショナを屋内に設置することが多いことから、より小型のパワーコンディショナへの要求が高まっている。そのため、同社では従来品と比較し、実装面積を約30%削減した90mm×50mmのパッケージを実現したIPMを開発、パワーコンディショナの小型化を実現するという。
さらに、内蔵素子数として4素子、5素子、6素子入りの3種をラインアップしたことに加え、単相インバータ回路、単相インバータ回路と1昇圧回路、単相インバータと2昇圧回路の3種の回路方式に応じて選定することが可能。また、定格電流はそれぞれ50Aと75Aの2種がラインアップされている。
なお、価格は50A/600Vで4素子入り品「PM50B4L1C060」の1万円(税別)からとなっている。
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