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病院に行かずに健康チェック KDDIが「スマホ de ドック」を提供開始
KDDIが3月16日、医療機関にかかることなく、手軽に健康チェックが行えるサービス「スマホ de ドック」を2015年夏から提供すると発表した。URLは https://www.smartkensa.com/。専用の検査キットで血液などを送付し、スマートデバイスを利用して検査結果を閲覧する。家に居ながら健康チェックが可能になる。
スマホ de ドックサービスの第1弾では、リージャーと提携して「生化学14項目血液検査サービス」を提供する。価格は検査1回につき4980円。この血液検査サービスでは、専用の検査キット「デメカル血液検査セット FF」を利用し、0.065ミリリットルの血液を採取して、専用検査センターに送付することで糖尿病の指標などを含む14の検査項目(中性脂肪、HDL-コレステロール、血糖、HbA1c、総コレステロール、LDLコレステロール、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、総タンパク、アルブミン)の結果が確認できる。
検査結果は、A~Dの4段階に分けられ、その内容に応じて、医学的見地からのコメントや悪化要因、改善ポイントのアドバイスを提供する。また、自宅や勤務先から近い病院を検索する機能なども用意する。
今後は検査キットの種類を増やして、メニューを順次拡大するほか、血液以外の検査や、生活習慣チェック、健康サービスなどへの拡大も検討している。健康保険組合での導入を収益源としていきたい考えだ。
なお、サービス開始は2015年夏からの予定だが、それに先立ち20の自治体と2つの健康保険組合向けに、実証事業として無料でスマホ de ドックのサービスを提供する。将来的には、気軽に健康セルフチェックができる環境を整えることで、自分の健康に興味を持つ人が増え、健康維持・改善に向けたアクションを起こす人が増えて
●検査は少量の血液を採取して送るだけ
スマホ de ドックで利用する血液検査キットには、指先をちょっと傷つける専用の器具と、採取した血液の保存容器が同梱されている。手指採血検査と呼ばれるこの方法では、病院では通常、医療従事者が5~7ミリリットルの血液を採取するのに対して、0.065ミリリットル(1滴から2滴程度)の血液を、自分で容器に入れて郵送すればいい。
採取した血液は、希釈緩衝液で薄め、約37度くらいの温度になっても問題なく保存できる状態にしているという。…