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電子書籍ストアを選んだキッカケは?トップは「アプリマーケットのランキング」【MMD研究所調査】
MMD研究所が行った「2015年4月電子書籍に関する利用実態調査」において、電子書籍利用経験者がストアを選んだキッカケについてたずねたところ、最多の理由は「アプリマーケットのランキング」だった。
MMD研究所は、事前調査において電子書籍を利用していると回答した20歳以上の男女335人を対象に「2015年4月電子書籍に関する利用実態調査」を実施した。
●電子書籍を利用するデバイスは?
電子書籍を利用している20歳以上の男女(N=335)を対象に電子書籍を最も利用している端末を聞いたところ、「スマートフォン」が最多で47.2%、次いで「タブレット」が27.5%、「ノートパソコン」が9.3%と続いた。
●利用している電子書籍ストア/Kindleが断トツでトップに
そして電子書籍を「現在利用している」20歳以上の男女(N=335)を対象に、利用している電子書籍のストア、アプリを聞いたところ(複数回答)、「Amazon Kindleストア」が46.6%で最多、次いで「楽天 kobo」27.8%、「iBooks」20.3%という結果に。
●電子書籍利用経験者がストアを選んだキッカケ
また、電子書籍利用者(N=335)を対象に、電子書籍ストアを選んだキッカケを聞いたところ、「App StoreまたはGoogle Playのランキングで知った」が18.2%で最多、次いで「電子書籍に関連するサイトを見て」が15.8%、「電子ギフトクーポンや電子書籍券をもらったから」が14.3%となった。
上位3項目を年代別で見たところ、20代の28.9%が「アプリマーケットのランキング」から電子書籍ストアを選んだのに対し、40代は6.2%、50代は7.8%となった。また、「電子ギフトクーポンや電子書籍券をもらってストアを選ぶ」は20代が11.6%、30代が10.2%に対し、40代は20.0%、50代は21.6%となり年代別で約2倍の差があることが明らかに。
●電子書籍ストアの使いわけ
さらに電子書籍利用者(N=335)を対象に、電子書籍サイトの使い分けを聞いたところ(複数回答)、「読みたいジャンルの作品の充実度」が49.0%、「無料で読める書籍が豊富」が48.1%、「ポイントや割引率の高さ」が32.2%となった。
これを男女別で見てみると「読みたいジャンルの作品の充実度」と回答した男性が54.2%に対し、女性は42.0%、「無料で読める書籍が豊富」と回答したのは男性が40.1%に対し、女性は58.7%となり男性と女性でサイトの使い分けに違いがでる結果となった。
※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がある。
【調査概要】
調査期間:2015年4月2~4日
有効回答:335人
調査方法:インターネット調査
調査対象:事前調査において電子書籍を利用していると回答した20歳以上の男女