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韓Samsung、処理能力を4倍に向上したテレビ電話用カメラモジュールを発売
韓国Samsung電子は、動画処理能力を4倍に向上した携帯電話のテレビ電話機能用カメラモジュールを開発したと発表した。照度が低い環境にも対応している。
今回発表になった携帯電話のテレビ電話機能用カメラモジュール
今回発表された製品は、テレビ電話機能向けの2万5,000画素のカメラモジュールである。消費電力は、既存製品の3分の1程度となる26mW程度に抑えた。
通常、テレビ電話に対応した携帯電話には30万画素の”自分撮り”用のカメラが付いており、テレビ電話機能を使用する際もこれを使用する。しかし30万画素のカメラモジュールを使用しても、一部の画素のみを抽出するサブサンプリング処理により、画素数が減る上に画質の低下や映像の途切れなどが起きる。そのため、本製品では画素数をあらかじめ2万5,000画素に押さえ、コストや実装面積、消費電力などの削減を図っている。
同社によると、既存の30万画素のカメラモジュールを利用して照度が20Lux程度しかない暗い場所でテレビ電話機能を使用した場合、フレームレートは2fps程度となり、人の顔を区別できないような状態になってしまうという。本製品を利用すれば、同じ条件下でも8fpsのフレームレートを実現できるので、より鮮明な動画となる。
本製品の外形寸法は4.4(H)×4.4(W)×2.2(D)mm。スリムな携帯電話にも対応できるほか、放送や写真を見やすくするための画面を横倒しにする機能も備えている。
同社によると本製品はすでにサンプル出荷を開始しており、携帯電話メーカからは好評だという。量産出荷は本年(2007年)7月から開始する予定。