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Intel、組込向け次世代Xeonプロセッサを発表
Intelは2月11日(米国時間)、組み込み機器向けに次世代Xeonプロセッサとして「Xeon C5500番台」および「Xeon C3500番台」(開発コード名:Jasper Forest)を発表した。対応チップセットは「Intel 3420」で、通信、組み込み、ストレージ機器の開発に最適化されている。
Xeon C5500/C3500シリーズのチップ外観
C5500およびC3500シリーズでは、Nehalemベースのマイクロアーキテクチャを採用し、PCI Express(PCIe)とすべてのI/O機能がデュアルプロセッサ対応Xeonに統合されている。これにより、IPTVやオンデマンド映像サービス、VoIPやNAS、データ処理量の多いストレージや通信ソリューションの設計が容易にできるようになるという。
最上位となる「Intel Xeon EC5549」はTDPが85W、動作周波数は2.53GHzでターボブーストに対応し、最大で2.93GHzまで動作周波数を引き上げることが可能だ。また、4コアでHyper-Threading Technologyにより8スレッドの処理ができる。メモリはDDR3の1333/1066/800に対応している。
Xeon C5500/C3500シリーズ各種およびIntel 3420の基本概要
サンプル出荷はすでに開始しており、今回発表されたすべてのラインナップは今後、90日以内に量産出荷が開始される予定となっている。
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