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kgや円、cmにGB、身近なものの単位を見て触って体験できる「単位展」が面白すぎた!
「りんご1つの正確な大きさ」は? 「1円玉1000枚」は何kg(キログラム)? 「1GB(ギガバイト)」を文字に換算するとどれくらいの情報量? 六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「単位展 — あれくらい それくらい どれくらい?」では、普段なにげなく使っている単位を実際に体感できてしまいます。
●大きさ、長さ、重さ、高さ、時間など身近な単位を体感
入口の大きなパネルでは、単位によって「はかる、比べる、共有する、計算する、規格化する、変換する」ことができるようになったと説明されています。すぐ横の「『りんごってどれくらい?』パーフェクトロン」では、手でりんごの大きさを作るとその大きさの品種が表示されます。私は「ジョナゴールド・大」が一発で表示されましたが、その後何度やっても同じ「ジョナゴールド・大」しか出ませんでした。手の形の微妙な違いで、別の品種も出るようです。
●「しごと」と「かてい」は重さの単位で表すとどっちが重い?
一見とりとめのないオブジェだらけに見える大広間。ここに展示されている「ことば の おもみ」(大野友資+岡本健)はこの展覧会で最も心躍る展示です。「ことば の おもみ」は、濁点を1gとすると、ひらがな50音の面積を測ってそれぞれが何gになるかを調べたもの。一番重いのは「ぬ」の17.00gです。この50音を使って、言葉を天秤ではかってみると、「おもい」と「かるい」では、「おもい」のほうが重い。正しい結果になって、安心しました。「しごと」と「かてい」は、しごと=25.35g、かてい=29.22gで、「かてい」のほうが重く、なかなかに含みのある結果が出ました。
●数え切れないほど展示。あれも単位、これも単位
「100ミリリットルのビーカーにつまようじは何本入るんだろう?」を実際にやってしまった展示や、「回転寿司のお皿を積み重ねるとどれだけ高くなるんだろう?」という豆知識のような展示もあります。どうしてそんなことを思いついてしまったんだ……。
「単位しりとり」(菅俊一+藤田すずか)は、1リットルのペンキを使い切ると10平方メートル塗れて、10平方メートルの面積には10キロワットの太陽光が降り注ぐ、と単位を使ったしりとりで画面が移り変わっていきます。学校の授業にも使えそうですね。
1円玉の重さを知らなくても、1GBの情報量がどれだけの文字数か知らなくても、私たちは生きていけます。…