Maxim、13.56MHzインタフェース搭載のNFCインレイ製品を発表

　

　Maxim Integrated Productsは、NFCインレイ製品として、13.56MHzインタフェースを備えた「MAX66000/020/040/100/120/140」ファミリを発表した。

　同ファミリは積層プラスチックキーフォブまたはISO薄型カード形式にパッケージされており、ISO 14443BまたはISO 15693 HFプロトコルのいずれかをサポートするほか、それぞれのプロトコルファミリについて、64ビットROM IDのみ(MAX66000/MAX66100)、ROM ID+1KビットのEEPROM(MAX66020/MAX66120)、またはROM ID+1KビットのEEPROM+SHA-1認証(MAX66040/MAX66140)の、3種類の製品が提供される。

　また、MAX66040およびMAX66140には、NSA(米国国家安全保障局)により設計されたセキュアハッシュアルゴリズム(SHA-1)を採用しており、データの完全性の維持を可能としている。

　同社では、NFC BootcampおよびOTA Trainingとの共同作業として、同ファミリを用いたスマートポスター技術のデモを米国のNew York、Minneapolis、Chicago、Santa Clara、Atlanta、Dallasの6都市で実施する予定としている。

　セキュアRFIDキー「MAX66000/020/040/100/120/140」ファミリ