仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【やってみた】料理用の水切りザルで、WiFi電波強度を上げる!? 誰も知らない「ザル」の使い方
ひとり暮らしのキッチンにもたいていはあるであろう「水切りザル」は野菜の水気を切るもよし、これからの季節はそうめんを茹でてちゃちゃっとやるもよし、大変便利な調理器具である。優れものであるこの「水切りザル」を神の触手が触れる大切な道具と愛し敬う男がいる。
その他の画像はこちらから
「イスラム女性教徒が着用するヒジャブと同じだから!」と自身の頭部にザルを装着する御年51歳のイアン・ハリス氏は「本気」と書いて「マジ」と読むほどザルを愛してやまないのである。そんなハリス氏の本気(マジ)度がうかがえる"愛ある"ザルの利用法を紹介しよう。
■ただの「水切りザル」と思う無かれ! ザルの活用法
イアン・ハリス氏は「ザル」はヌードル触手が触れるとても神聖なものであるとし"何人たりともオレのヘッドギアは外させねぇ"と運転免許更新の際も帽子のごとく水切りザルを装着して証明写真を撮影しているのだ。
免許センター職員の「そのザルを外せ!」の意見にもまったく耳を貸さず、むしろこれはイスラム女性教徒が頭部に着ける「ヒジャブ」と同等であると主張したというからハリス氏の本気(マジ)度がうかがい知れよう。
ここまで"神聖"と崇める「水切りザル様」であるが、ハリス氏は水を切る以外にもザルで日食観察を行ったり、室内のランプシェードやアウトドア時には食べ物に虫を寄せ付けないカバーとしても使用しているという。そんなザルマスターであるハリス氏が伝授するザルの使用法にWi-Fiアンテナの感度を向上させる道具としても使用できるとあり実際に試してみた。
■日食観察、食卓カバー、ランプシェード…他にもこんな利用法が!
ハリス氏はキッチンだけじゃない「ザル」の可能性として多数活用法を挙げているが、特に興味深いものとしてWi-Fiアンテナの電波をより多く集めるためにも使用できるという。ザルにそんな使用法があるとは知らなかった筆者も、今後何かに使えるかもしれない、とさっそくやってみた!
[必要なもの]
ザル、USB無線LANドングル、USB延長ケーブル
[テスト環境]
・フリーソフトは「WifiInfoView v1.79」
・ドングル(USB無線LANアダプタ)は、バッファロー製「WLI-UC-G301N」
・ザルは100円ショップにて購入
デスクトップPCからUSB延長ケーブルを使用して、ドングルを接続した。また親機からドングルまでの距離は障害物なしで約5m、電波帯域は2.4GHzである。RSSI(受信信号強度)値は数値が小さいほど電波が強いことを表しており、この数値を測定することにした。
【結果は…】
1.通常の電波(ザル未使用の状態))
RSSI(受信信号強度)値 -34dBm
2.ザル底辺にセロハンテープでアダプタを固定
RSSI(受信信号強度)値は-38dBm
電波は弱くなっている……、ならば内側はどうだ!
3.ザル中心部にセロハンテープでアダプタを固定
すごい! 強くなっているではないか! ザルの勝利である。
ソース写真のように、ザルの外側にドングルを配置するとザルを使わない場合に比べて感度が悪くなり、ザルの内側にドングルを配置したほうがより感度が上がることが分かった。(パラボラアンテナの原理であろうか?)いずれにせよ、ザルが電波に影響することがわかったのだ。
所詮「ザル」と侮る無かれ、なかなかの万能選手ではないか。Wi-Fiの電波が悪い方はぜひ試してみてほしい。これを体験したら「ザル」に対する価値観が変わるかもしれない。らーめん。
(文=遠野そら)