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「トークがメチャクチャ、黙りこむことも」愛川欽也、『アド街ック天国』降板に不穏なうわさ
今月7日の放送をもって、20年間のレギュラー司会を担当続けていた『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)の出演を休止することが明らかになった愛川欽也。スポーツ紙の報道によれば、そのまま降板する見通しで、理由に関しては体調面の問題ではないものの、80歳の高齢ということもあり、周囲には「これからは好きなことをやっていきたい」と話しているという。
愛川の体調に関して、関係者の間で不穏な空気が漂いだしたのは、2012年頃だった。テレビ朝日系列の2時間ドラマ枠『土曜ワイド劇場』で放送されていた西村京太郎の推理小説『十津川警部シリーズ』を12年に降板した愛川だが、その理由は「セリフが覚えられなくなったから」ともいわれていた。
「これを機に愛川は、芸能界からもフェードアウトしていくものとみられていました。関係者の間では『アド街』に関しても、“不穏なウワサ”が流れていたことから、早々に降板すると思っていたのですが……」(テレビ局関係者)
ところが降板をこの時期まで引っ張ったのは、局側の留意が関係しているとようだ。
「収録に立ち会った関係者によると、愛川のトークはもうメチャクチャで、オンエアではほとんど使われてなかったとか。話がまったく関係ない方向にいったかと思えば、突然黙りこんでしまったり。実際の放送でも、愛川が話し始める直前に編集でカットされている場面がいくつもあるし、オープニングの『おまっとさんでした』の挨拶しかコメントが見当たらない回までありましたから。それでも安定した視聴率を稼ぎ、多くの視聴者を擁する同番組だけに、今回のような節目まではなんとか続投させたかったのでしょう」(同)
そしてテレ東サイドともようやく折り合いが付いたのか、出演の休止が決定した愛川。
「今後愛川は自身が所有する劇場『キンケロ・シアター』で製作に力を入れていくと伝えられていますが、この決定に安心しているのは、関係者以上に妻のうつみ宮土理、そして愛川本人ではないでしょうか」(同)
今回の愛川降板に関しては、ネット上でも「お疲れ様でした」「またいつかキンキンの司会になったらいいな」といった声が多く書き込まれている。長年の務めを果たした愛川には、まずはゆっくりと静養してほしいところだが、もしさまざまな環境が整うことがあれば、もう一度「おまっとさんでした」を聞けることを期待したい。