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「俺はあと10年」どれほど批判されても揺るがない、加藤茶から綾菜への無償の愛
3月26日に放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)に、加藤茶(72)&綾菜(26)夫妻が登場した。
同番組では綾菜が仕掛け人となり、「宝くじで1億円当たったらどうするか」というドッキリを加藤に仕掛けた。1億円が当選したことを知った加藤は驚き、そして喜んでいたのだが、綾菜にその1億円で欲しいものを聞かれても「バナナ10本」と答えるなど欲のない様子であった。
しかし、彼女に「1億もあるのだから仕事を辞めて海外移住をしよう」と提案されると、加藤はきっぱり「仕事は続ける」との意思を見せた。
「お金の問題じゃなくて、仕事やりたいのは自分の夢なんだよ」
「いつまでも『加トちゃん』って言われたい。だから仕事は辞めないで、相変わらず一生懸命やる」
「(1億円は)俺が何かあったときに、あーたん(綾菜)のために使いな。あーたんには申し訳ないけど、頑張って生きても俺あと10年だと思うんだよ。自分の中ではそう思ってるんだよね。だから俺がいなくなったときに……」
芸人としてのプライドを見せ、72歳という自身の年齢を考慮し妻を思いやる場面もあったこの夫妻のやりとりに視聴者からは「なんかせつない」「奥さんのこと本当に愛してるんだね」としんみりした感想が相次いだ。
しかし、結婚当初から「高齢の加藤に食べさせるにしては綾菜の手料理は塩分の高いものばかり」「自宅に綾菜の男友達が入り浸っている」といったよからぬ噂が聞かれていた2人であるがゆえに「好感度アップのためのヤラセでは?」との疑いの声も少なからずあった。
ただ、45歳年下の妻を持つ加藤は、かねてから「もし自分が先立ったら」ということを考えているといくつかの出演番組で明かしている。今回の発言も本音の吐露かもしれない。加藤は自分が先立つ可能性を承知で結婚し、世間にどう思われようとも自分ができる範囲で綾菜が望む生活を送らせてやりたい、自分が先立っても綾菜に幸せな人生を送ってもらいたいと思っているのではないだろうか。加藤にとって損得勘定で続けるワケではないこの夫婦関係、見返りを求めない無償の愛にも見える。
こうした無償の愛は、パートナーと対等であることを前提にした夫婦間よりも、庇護する側・される側の関係が明確な親子間で成り立つことが多いように思われる。綾菜の思惑はどうあれ、加藤夫妻は親子ほどの年の差があるため、ギブ&テイクを求めず相手に「ただ元気に過ごしてくれればいい」と願い、そのサポートに徹する親子の関係性に近いものがあるのかもしれない?
(ルイコスタ松岡)