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「書いてあげるから、賞にノミネートして」トンデモ要求で出版界から嫌われる小説家とは?
ドラマ化、映画化された人気経済小説『ハゲタカ』(講談社)シリーズの作者として知られる小説家の真山仁。同作のヒットにより、各社こぞって原稿をもらいに奔走する人気作家となり、昨年作家生活10周年を迎えたが、悪評が噴出しているという。
「例えば、『おたくで書いてあげるから、○○賞にノミネートして』と交換条件を迫ったり、『原稿料を値上げしないと書かない』と無理な交渉をしてきたり……。また、売れ行きがよくなければ、出版社に責任を取るよう求めてくることも。今年1月に発売された『雨に泣いてる』は、もともと講談社で出す予定だったようですが、昨年に同社から刊行された『そして、星の輝く夜がくる』が売れなかったため、幻冬舎に移されたそうです」(書籍編集者)
特に“ノミネート強要問題”は、編集者の頭を悩ませている。
「2012年に『コラプティオ』(文藝春秋)が、文春が主催する直木賞にノミネートされていますが、これは真山が押し込んだのではとささやかれていますし、昨年の『グリード』(講談社)が講談社後援の吉川英治文学新人賞にノミネートされたのもそうなのでは……といわれています。ノミネートされても、受賞しなければ、反省会と称して担当編集者が呼び出されるとか。そこでは『責任を取れ』などと激怒され、延々とお説教されるそうです」(同)
原稿料の値上げ交渉にしても「冗談ではよくあるが、本気で仕掛けてくるのは筒井康隆か真山くらい」(同)だそう。こうした貪欲さは、どこから生まれたものなのだろうか?
「文学賞に無縁であることに強いコンプレックスを持っていて、それが悪い方に働いてしまっているようです。また、『ハゲタカ』が売れた真山は、事務所を立ち上げて秘書やバイトを雇い、小説執筆のための取材をさせたりしています。その費用も稼がなければいけないため、現在の原稿料だけでは足りないのでしょう。1回50万円ほどといわれる講演会を、頻繁に開催しています」(同)
『ハゲタカ』シリーズ以外の売れ行きは芳しくない真山。このまま編集者に嫌われては、裸の王様になりそうだ。
※画像は『ハゲタカ(上)』(講談社)