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【アニメキャラの魅力】「イカちゃんを怖がる役」を与えられた不憫なサーファー「斉藤渚」の魅力『侵略!イカ娘』
ひたすら夏が続く常夏物語『侵略!イカ娘』。屈託のない無邪気な侵略者「イカちゃん」のかわいらしさで人気作となりました。ギャグアニメなのにほとんどオチがつかないという、不思議でのんきなアニメ。今回ご紹介する「斉藤渚」は、イカちゃんが働く海の家「れもん」に新しく入ったバイトの女の子です。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■れもん二大常識人の一人
誰もが特に気にせずにいた「イカ娘」に対して、初めて人外であると驚いたのが渚です。一応常識人の栄子ですら、イカちゃんをすんなりと受け入れていたのに対し、渚だけは警察に電話しようとするなど、ひとり常識的な行動を取ろうとしました。バイトの初日、自分以外の誰もがイカちゃんに対して違和感を持たない状況で、渚は周囲のおかしさについていけなかったものの、常識人の代表として人類のためにバイトを続けることにします。
そして、イカちゃんが侵略者であることを知った後、ただ一人ひたすらイカちゃんを警戒し続けます。これが例えば「宇宙からの侵略者にただ一人気づいた人物」を描いた作品なら主人公になれたはずですが、当のイカちゃんが普通に生活しているだけなので渚一人が空回りしてしまうという不憫な状況に・・・。
ところが、イカちゃんは渚だけが自分を侵略者として怖がってくれていると大喜び。却ってイカちゃんに好かれて渚の空回りは激しくなるばかりなのです。
■絶望感に襲われる日々
過剰にイカちゃんを恐れる渚は、周囲の人々がイカちゃんと親しくしていることが信じられません。サーフィンが趣味である渚は、ある日大波に飲まれて気を失ったところをライフセイバーの悟郎に助けられます。海を守る男である悟郎ならばイカちゃんの危険性をわかってくれると思ったのですが、子供の面倒を見たり時にはライフセイバーの仕事を手伝ってくれるイカちゃんに好意的とわかって落胆・・・。
イカちゃんに追い掛け回されていることに嫉妬した早苗から、その秘訣を聞かれたときは、イカちゃんの恐ろしさを訴え、分かってもらえたと勘違いした後に、自分からイカちゃんに迫っているところを見て失望。シンディならイカちゃんに対策をとってくれると信じてみたものの、イカスミ攻撃を受けて喜ぶばかりなのでがっかり・・・。こうしてイカちゃんに一人怯える渚の孤独感と絶望感は増すばかりなのです。まさにその姿こそが、彼女の最大の魅力といえるのではないでしょうか。…