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【エンタがビタミン♪】吉井和哉と山田孝之の不思議な縁。「ルックスが父親に似ている」
ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』のエンディングテーマを作曲した吉井和哉が、詞を書いた主演俳優の山田孝之についてラジオ番組で語った。2人が初めて会ったのは2008年の米・ロサンゼルス。吉井は山田のルックスが父親に似ていることから親近感を持ったらしい。その後、交流を続けている2人が、今回のドラマで思わぬことから共演することとなった。
テレビ東京系列で2015年1月9日から金曜日深夜に放送されている連続ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』が人気上昇中だ。主演は山田孝之で、エンディングテーマ『TOKYO NORTH SIDE』は彼の詞に吉井和哉が曲をつけた。吉井はドラマにも出演しており、第6話「山田孝之、歌う。」でこの楽曲を共作する展開となる。
その吉井和哉が3月2日にラジオ番組『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)にゲスト出演して山田孝之との関係を語った。山田は以前からロックバンド・THE YELLOW MONKEYのファンで吉井和哉を知っていたが、吉井は2007年に公開された映画『クローズZERO』を観て「おもしろい役者」だと山田孝之に注目した。
やがて、お互いがファンであることが分かる。初めて出会ったのは2008年のこと。吉井がアルバム『VOLT』のレコーディングでアメリカのロサンゼルスを訪れていたところ、山田も撮影で来ていた。吉井は「個人的に、自分の父親にルックスが似ている」と山田に親しみを感じたという。
今回のドラマは東京都北区赤羽が舞台となるが、吉井和哉は免許証の本籍が東京都北区だと明かす。「隣の十条なので、赤羽は大きなニューヨークみたいな憧れの街だった。父親と過ごしていたのも北区なので感情移入がすごかった、なんとかいい曲にしたかった」と吉井は楽曲への熱意を語った。
実は、ドラマのエンディングテーマを依頼された時には、監督も番組関係者も吉井和哉が北区出身とは知らず、山田孝之も「そうなんですか!?」と驚いたそうだ。まったくの偶然から北区に縁のある自分に声が掛かったことに、吉井は「よくぞ俺に白羽の矢を立ててくれました」と喜んだ。
ドラマではエンディングテーマ『TOKYO NORTH SIDE』を山田孝之が歌う。当初は誰が歌っているのか明示されていなかったため、ファンの間で「作曲も歌っているのも吉井和哉ではないか」と噂されたほど歌声が似ている。
吉井は山田の歌詞に「イエローマウスとの逃走遊戯にはもう飽きた」、「光を浴びる覚悟はできた」などの“光るフレーズ”がちりばめられていることから「自分が書かねばならないフレーズを山田君が書いてくれたような楽曲」だと、自身が3月18日にリリースする予定のニューアルバム『STARLIGHT』で自ら歌っている。
5月からは全国ツアーがスタートする吉井和哉。アルバム『STARLIGHT』から新曲の数々を披露してくれるだろうが、中でも『TOKYO NORTH SIDE』では一段と盛り上がりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)