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シャーリーズ・セロン「子供時代のトラウマが今の自分を形成」、過去の悲劇を語る
人気シリーズのリブート『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の公開を控えているオスカー女優シャーリーズ・セロンが、新作映画『Dark Places(原題)』のプロモーションで、実の母親が父親を射殺した過去を振り返ったという。
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映画『ゴーン・ガール』の原作者ギリアン・フリンの小説『冥闇』をベースにした新作『Libby Day(原題)』で、幼少期に実の母親と姉がカルト集団に殺害されるのを目撃した過去を持つ女性を演じるシャーリーズ。Us Weeklyによると、フランスのテレビ局TF1とのインタビューで、酒に溺れ暴力的だった父親からシャーリーズと自分の身を守るため、母親が父親を射殺した過去を振り返り、その経験があるから今の自分があると語ったという。
「自分の人生には深いトラウマとなる経験、出来事があったという自覚が私にはあった」とシャーリーズ。「それが何らかの形で今の私を形成している」という。自らの体験と作品中の役の体験が重なり、共感できるとのことだ。
「何が起きたかについていえば、とても似ている点がある。両方とも殺人を巡るミステリーがあるけど、私の場合は正当防衛によるとても不運な出来事だった」と、シャーリーズは続けたという。
シャーリーズは過去にも実母が父を射殺したことについてはインタビューなどで話している。事件の後、正当防衛が認められ罪を問われなかった母が、ショックを受け傷つき、怒りや悲しみといったあらゆる感情を体験しているシャーリーズを見守り、犠牲者にならないよう指南してくれたと、母への感謝と愛を示している。父の死を巡る事件は悲しい出来事ではあったが、それを引きずることはなく「心からの安らぎを得ている」と、語っていたという。