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ジャニーズ事務所のハーフアイドルたち
芸人やタレント、モデル業界でマストな枠組といえば、ハーフ。コンスタントにスターが輩出されていることから、次代の宝庫といっていい。ジャニーズアイドルにも当然、お宝が眠っている。
最有力なのは、ジャニーズJr.の長身エースであるジェシー。父はアメリカ人だ。しかし、濃厚な顔立ちではなく、いわゆる“塩顔”の代表格。現役高校生の18歳、しかも未デビューながらも、『Rの法則』(Eテレ)、『ガムシャラ!』(テレビ朝日系)、『ザ少年倶楽部』(BSプレミア)といった3本のレギュラーを抱える。映画、ドラマ、CM出演も豊富で、アメリカ仕込みのダンス、演技といったトータルパフォーマンスのアドバンテージは、非常に高い。
そんなジェシーより、さらに年下。小学生のときにSexy Zoneでデビューして、現在中学生なのはマリウス葉。Sexy Boyzのユニットでは、神宮寺勇太、岩橋玄樹、岡本カウアンを従える。父は、ドイツ人。さらに、母は中国と日本のハーフで、元宝塚歌劇団の明(よう・あきら)。黒木瞳と同世代で、マリウスは小学生時代、黒木の自宅に何度も泊めてもらうほど、家族ぐるみの付き合いだった。そんなスーパーサラブレッドだけあって、3か国を話せるトライリンガル(多言語話者)だ。
同じくデビュー組では、ジャニーズWESTの中間淳太は、母が台湾人。小学6年生まで台湾に住んでおり、現地でジャニーズのオーディションを受けた、変わった経歴の持ち主。こちらはマリウスの上を行き、英語、中国語、日本語に台湾語まで操れる。そのうえ、関西学院大学を卒業という輝かしい経歴もあり、正真正銘のインテリだ。WESTでは最年長の27歳だ。
先のSexy Boyzの新規加入者である岡本カウアンは、両親ともにブラジルとのハーフ。出身地の名古屋でジャニーズJr.として活動するいっぽうで、モデル業も務めていた。昨年、上京したのを機に、露出が増えた。
ほかにも、東西のJr.では、ハーフが多い。世界を視野に入れた活動に本腰を入れたい、ジャニーズならではのセレクションといえよう。