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セカオワ・Fukase、ドラゲナイ現象語る「1番蚊帳の外が僕ら」「寂しい」
4人組ロックバンド・SEKAI NO OWARI(以下セカオワ)が、9日に放送されたNHK Eテレのバラエティ番組『Rの法則』(毎週月~金18:55~19:25)にゲスト出演し、ボーカルのFukaseが”ドラゲナイ”ブームについて語った。
SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukase
セカオワは、昨年10月15日にメジャー7枚目シングル「Dragon Night」をリリース。サビをもじった”ドラゲナイ”というフレーズがネットを中心に流行り、Fukaseが自身のツイッターで「アルバムが発売から2週間で32万枚を突破したとスタッフに言われた!!嬉しい!ドラゲナイ!!(使い方がわからない)」とつぶやいたことから本人が公認したと話題になり、同ツイートは5万超のリツイートを記録した。
番組では女子高生269人を対象に「『SEKAI NO OWARI』といえば何?」の街頭調査が行われ、28%が「ドラゲナイ現象」と回答。このことを受け、Fukaseは「友だちからもたくさん来ますし、親戚からもたくさん来ます」と周囲の反響を伝え、その盛り上がりを喜びながらも「1番蚊帳の外なのが、たぶん僕ら」と戸惑いも。「ちょっとさびしい感じはしますよね」と共有できない立場を嘆きつつ、「やるとただの普通のライブになっちゃうから」とうれしそうに語った。
一方、DJ LOVEはお笑いライブを観に行った時にステージ上で”ドラゲナイ”をネタにしている芸人を目撃。会場は笑いに包まれていたが、「俺だけ笑ってなかったですね」とこちらもFukaseと同じ心境のようだ。
また、Fukaseは同曲が「クリスマス休戦」をヒントに作った楽曲と説明。「クリスマス休戦」は第一次世界大戦中の1914年12月24日に、ドイツ軍とイギリス軍が一時停戦したといわれている出来事で、Fukaseは「味方でも敵でも楽しめる瞬間があってもいいんじゃないかと。それは本当に憎しみ合っているわけではなくて、いったんニュートラルに戻ってみればそんなに争うものでもないのかもしれないという意味も込めて」と同曲に込めた思いを語った。