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ヒット作の利益をすべてつぎ込んだ……松竹の超大作『ソロモンの偽証』コケたら経営陣引責も!?

ヒット作の利益をすべてつぎ込んだ……松竹の超大作『ソロモンの偽証』コケたら経営陣引責も!? 

 「いわゆる“役名”で芸能界デビューということになると、松竹では、あの三國連太郎さん以来になるそうです。それだけ、彼女に期待しているということでしょうね。前篇、後篇合わせて興収50億円をもくろんでいるみたいですよ。宣伝担当と話していても、なんとしても東宝に一泡吹かせたいという意気込みが伝わってきましたよ」(映画ライター)
 
  3月7日に公開されるベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作とうたわれている、藤野涼子主演のヒューマン・ミステリー超大作『ソロモンの偽証』。
 
 「前篇が3月7日で、後篇がそのひと月後の4月11日と、間隔は過去の連作のものと比べても短く設定しています。それだけ松竹は、この作品に懸けているんでしょう。すでに試写ではかなり高い評価をされているようですし、あながち50億円という目標も間違ってないかもしれません」(映画関係者)
 
  実際に前篇の試写を見た後、その出来栄えに業界は騒然となったという。
 
 「ウワサでは、昨年ヒットした『ホットロード』と『超高速!参勤交代』の利益をすべてつぎ込んだといわれています。これで結果が出なかったら、経営陣は責任を取らされるんじゃないかと、もっぱら。主役の藤野さんも、すぐに大手事務所に引き抜かれるんじゃないかってくらい演技が良かったですし、すでに水面下で動いている事務所もいくつかあるみたいですよ。主題歌も、日本映画で初めてU2の曲が使われたりと、公開前から話題になっています。松竹の作品では珍しいですよ(笑)」(芸能事務所関係者)
 
  今年の賞レースの目玉となるか――。
 
 

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