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三船美佳、離婚裁判の心境を吐露「人生も次に何が起こるか見えない」
ロックバンド「THE虎舞竜」のボーカル・高橋ジョージと離婚裁判中の三船美佳が12日、都内にて行われた映画『ゴーン・ガール』のデジタル配信記念トークイベントに出席。鬼才デヴィット・フィンチャー監督が男と女の欲望むき出しの真実の姿を描いたサイコ・サスペンスである本作に絡め、精神科医の名越康文氏と共に自身の心情を語った。
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予告編を観たときから大きな関心を抱いていたという三船は「公開前からすごく観たかった」と興奮気味。「今まで観たサイコ・ミステリーの中でも一番。完璧過ぎない部分があって、人間らしさやリアルティーを醸し出していて、逆にすごく怖かった」と感想を語る。一方、名越氏も「リアルな映画。肝が冷えた。後味は悪いけれど、観ずにはいられない」とアピール。
トーク後に行われた囲み取材では、夫婦間の愛情のもつれが描かれた今作にちなんで、三船が抱える離婚問題がらみの質問が矢継ぎ早に飛んだ。「全部は話せないんですが…」と、三船は言葉を選びながら「人生も次に何が起こるか見えない。いつも物事には必ず理由があると思っているけれど、この映画は全篇通じて予測が出来ない」とあくまでも映画の内容に絡めながら笑顔で話す。
また、妻が突然失踪する本作、『ゴーン・ガール』というタイトルに絡めての質問には、夫を置いて母と娘と一緒に大阪で暮らし始めた三船も「わたしもゴーン・ガールですね」と複雑な笑みを浮かべる。深層心理に詳しい名越氏は「相手の気持ちを思いやることが大切。心の中にある悪の部分を引き出してはいけない。人に出会ったらその人の悪魔性を引き出さないこと」、と映画の内容に絡めて三船にエールを送った。
この日、キンドルを手にした2人はデジタルの画質の良さに感動。三船はすでに自分用のタブレットを購入した事を明かし、「移動中とかにも手軽に観たい分だけ観ることができる。すごく便利」と絶賛していた。映画『ゴーン・ガール』は絶賛デジタル配信中。