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ユーロが1.05ドル割れ、ドル指数は100超え
[東京 12日 ロイター] – 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点からややドル安/円高の121円半ばだった。米欧の金融政策の方向性の違いが引き続き意識され、ユーロ/ドルが12年ぶりに1.05ドルを割り込んだ一方、主要6通貨に対するドル指数.DXYは12年ぶりに100を超えた。
ユーロ/ドルは前日海外時間に1.0511ドルまで下落し、12年ぶりの安値をつけたが、1.05ドルに厚めのオプションバリアが観測され、いったんサポートされていた。ただ、戻りは鈍く、東京時間も朝方から安値圏で推移していた。
午後に入ると1.05ドルを割り込んで一時1.0494ドルまで下落した。短期筋による売り仕掛けがあったとみられる。市場では「下げの勢いが強い。いったん落ち着いてきているが、まだ底打ち感はない」(国内金融機関)との声が出ていた。ユーロ/円は前日海外時間に127.64円まで下落していた。
欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)開始を受け、ユーロ圏の多くの国で国債利回りが過去最低水準に低下。ギリシャの債務問題もくすぶる中、ユーロは売られやすい通貨となっている。
<米小売売上高に注目>
ドル/円は正午にかけてじり高の展開となった。小高く始まった日経平均株価が前日比200円超まで上げ幅を拡大し、ドル/円を下支えした。
市場では「朝方から動意がなかったが、しっかり推移している株価を眺めながらドル買いが先行している」(邦銀)との声が出ていた。「きょうは難しいかもしれないが、121円後半を抜けてくれば、また122円を試す展開になる」(同)という。
午後にユーロ売りが強まった局面では、ドル指数が12年ぶりに100を超え、一時100.06まで上昇した。ドル/円も午後には121.50円まで上伸した。 続く…
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