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中国人観光客急増で大阪・飛田新地嬢が使用を迫られる麻痺薬の危険
関西最大の遊郭、飛田新地。日本屈指の美人嬢が集まるこの場所は、古くから大阪のヌキどころとして庶民に親しまれ、今もなおその名残がある街として知られている。しかし現在では、その街の様子も変わりつつあるようだ。
「今は飛田新地も中国人の観光ツアーの一つになっていて、夜になると集団でやって来る。中国人は日本のAVのマネをするから、以前ならトラブルが絶えんかったけど、今は専用の案内人がしっかりとルールを教えるから、マナーもエエし、金払いだってエエ」(飛田新地関係者)
中国人観光客の急増でチャイナマネーの飛び交う街へと変貌を遂げた飛田新地。その影響もあってか、とある薬が飛田嬢の必需品となっているという。
「1日10人以上の客を取ると擦り過ぎてアソコがイタなってくる。そんな時に『キシロカイン』を使う」(飛田嬢)
『キシロカイン』とは麻酔薬として使われる医療用医薬品。肌に塗ることで一時的に局部を麻痺させる効果があり、外科手術などで使用されるケースが多い。
「薬は処方箋なしで飛田近くの闇医者から500円程度で買う。使い方は簡単。客を店に上げてから『支度するね』と言ってローションに仕込ませて、アソコに塗るだけや」(同)
同薬の主成分となっているのがリドカイン塩酸塩と呼ばれる代物。だが、この成分、用途を間違えるとたちまち劇薬へ姿を変えることでも有名なのだ。
「この前も誤って薬を舐めて泡を吹いて倒れ、そのまま救急車で運ばれとった子がおった。だから、飛田嬢も扱いには気を使っている」(前出・飛田関係者)
体内に入れるとアナフィラキシーショックやチアノーゼ、中毒症状に見舞われ、最悪の場合、死に至る危険性も持つリドカイン。しかし、愛用しているのはなにも飛田嬢だけではない。
「松島でも使っている嬢はいます。危険な薬という意識は皆持ってますよ」(松島新地の現役嬢)
もちろん、その危うさは男性客も同じ。心して遊ぶべしだ。