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光一&負傷のJr.岸【カーテンコール全文】「出られなかった4人の思い乗せた」
-1回目のカーテンコール
LEDパネルが倒れ、出演者ら6人が下敷きとなり負傷した東京・帝国劇場の堂本光一主演のミュージカル「Endless SHOCK」が、演出の一部を変更して20日午後6時開演の部から再開された。冒頭では座長の光一が「絶対にあってはならない事故」と観客に事故を詫び、カーテンコールでは負傷したジャニーズJr・の岸孝良(きし・たかよし)もあいさつし、涙で声を詰まらせた。
【以下1回目のカーテンコール全文】
光一「本日は皆さん、どうもありがとうございました。始まる前にも話させていただきましたけども、自分としては多くを語るよりパフォーマンスですべて伝えようという思いでステージに立ちました。僕だけではなくて、ステージの上に立っている出演者のみんながそういう思いだったと思う。
無事に幕を開くことができた、その場所をつくって下さったスタッフの皆さんにも改めてお礼を言いたいと思います。当たり前のように、毎日幕が開けて幕が閉じるのではなく、そのありがたみを改めて感じました。
千秋楽まで公演は残っていますけど、安全というものを第一にしてカンパニー全員でSHOCKを届けていきたい。今後もどうかよろしくお願いします。」
(スタンディングで拍手起こる)
【2回目のカーテンコール全文】
光一「いつもいつも同じ気持ちでその日のベストを尽くすよう、ステージを届ける気持ちはいつも変わりはなくやってきたんですけど、きょう改めてその大切さを感じさせられました。ステージに立って演じる上で自分の気持ちをのせてはいけないと思いつつも、このSHOCKのストーリーはリンクしてしまうことがあり、のっちゃったところがありましたね。
その結果、言うのが怖くなる台詞(せりふ)もありました。こういった気持ちが大事なんだなと再確認しました。起こってしまったことは絶対に肯定してはいけません。絶対にそれを受け止めてまた、一歩踏み出して前に進んでいかなければいけないと強く感じました。
みんなも心配していると思いますけど、岸孝良、ケガをした一人ですけど、元気な声を少し。
岸「事故があったんですけれども、俺はもう、SHOCKが大好きで、出たくてしかたなくて、はい。よかったです。(声を詰まらせ、涙)
光一「彼も強い気持ちを持った子でね。直後に『ただのたんこぶっす』。本当は痛かったと思う。病院の許可もおりたということで舞台に挑んでくれました。出られなかった4人の思いも乗せた。彼らの早い復帰を願っております。
今後も皆さんに安心して見られる、何か心打つステージをお届けできるように挑んでいきたい。きょうは皆さんも心配の2文字が心にありながら、ご覧になられたかとは思いますけども、どうか今後もSHOCKという作品を支えていただければと思っております。