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堂本光一 ショック乗り越え公演再開 入念リハで安全確認を徹底
19日の公演中に出演者ら6人が負傷する事故が発生し、中止になった東京・帝国劇場の堂本光一(36)主演ミュージカル「Endless SHOCK」が、20日夜の公演から、再開された。倒れた可動式LEDパネルの使用を全面的に中止して、演出の一部を変更しての再開。座長の堂本は冒頭にあいさつし、「絶対にあってはならないこと」と安全確認を徹底したことを明かし、上演を続ける決意を表明した。
堂本は開演前の舞台に上がり約5分間、観客に語りかけた。
「皆さまもご存じのように、あってはならない事故が発生しました。15年やらせていただいてますが、このような事故が起きたのは初めて」。細心の注意を払いながらも起きてしまった事故のショックをうかがわせた。
事故発生翌日の公演再開。堂本は「批判が起きるかもしれない」と不安も吐露した。ただ、作品のテーマは、何があっても舞台は続けなければならない「ショー・マスト・ゴー・オン」。「前に進むことが大切というメッセージが込められているので、きょう幕をあけることを決意しました」と、31日の千秋楽まで歩む心意気を明かした。
再開に向けて出演者、スタッフは対応に追われた。午前に東宝が帝劇ホームページで上演再開を発表。倒れたLEDパネルの使用を全面的に取りやめ、同じ場面で使用していた、つり下げ式LEDパネルのみを使用する演出に変更した。負傷した6人のうち4人が休演となったため、殺陣、全曲のフォーメーション、立ち位置の確認など入念なリハーサルを行い本番にこぎつけた。
事故が発生した場面も無事に乗り越えた堂本はカーテンコールに登場。毎回、同じ気持ちで舞台に立つことを信条としているが、この日ばかりは「乗っちゃった」と気持ちの高ぶりを告白。「言うのが怖くなるセリフもあった」と振り返った。1272回目の公演を完了し、「安全というものを第一にしてSHOCKを届けていきたい」と再発防止を誓っていた。
事故は19日昼の部公演中の午後3時50分に発生。堂本が舞台袖に退き、屋良朝幸(32)とヒロインを中心に10人前後が踊るシーンでパネルが倒れ、出演者ら6人が負傷した。パネルの重さは1枚800キロとされていたが、東宝によると650キロという。