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外国人観光客に照準 ゲストハウス型ホテル「グリッズ(GRIDS)」秋葉原を皮切りに事業拡大
外国人観光客向けに日本の伝統や文化を発信するゲストハウス型ホテル「グリッズ(GRIDS)秋葉原」が、築34年のビルをリノベーションして4月21日にオープンする。利用者が日本の新たな楽しみやつながりを見つけられる旅の拠点になることを目指し、1泊3,300円からと安価で快適な宿泊環境を提供。シンプルでモダンなデザインと最新設備を取り入れた宿泊フロアは、一人旅からグループ旅まで多様な宿泊単位に応じられるように複数の客室を用意する。
秋葉原にゲストハウス型ホテル「グリッズ」の拡大画像を見る
2014年、日本に訪れた外国人観光客は1,340万人と10年前の2倍に増え、2020年東京五輪に向けて引き続き増加する見通し。これに伴い観光産業が活況となる一方で、「宿泊費用は抑えながら長期間滞在したい」と考える訪日外国人も多いことから、「グリッズ」は「新感覚のホステル&ラウンジ」というコンセプトを設定。従来のように事業用地を取得し更地の状態から建物を建築していく開発手法では営業開始までに2年以上かかるが、同シリーズはこうした背景を踏まえて既存施設をコンバージョンする手法を採用し、従来の3分の1以下まで開発期間を大幅に短縮することで、今後さらに拡大が見込まれる宿泊ニーズにスピーディに対応していく。
「グリッズ 秋葉原」の敷地面積は169.27平方メートル。1階から7階まで各階を飴色や樺色、若草色といった日本の伝統色で装飾するほか、「THE TRAVELLERS HUB 旅をつなぐ。人をつなぐ。心をつなぐ。」というデザインコンセプトをもとに日本ならではの上品かつ機能的なデザインをベースにしながら、電気街秋葉原のネオンサインなどをエレメントに取り入れる。「POD」と呼ばれる1人用まゆ型2段ベッドをはじめ、ドミトリーやファミリータイプ、畳を敷いたラグジュアリーな客室も設置。また、カフェ・バーや宿泊者専用のコモンスペースといったスペースも設けることで、一人ひとりの旅やステイスタイルに合わせた空間を演出する。
「グリッズ 秋葉原」の事業主となるサンケイビルは、ビルから住宅、シニアまで不動産にまつわる事業を展開してきたが、札幌グランドホテルや鴨川シーワールドを運営するグランビスタホテル&リゾートの買収を今月発表するなど、「ホテル事業を4本目の柱にし、ビジット・ジャパンの一助にになればと考えている」(サンケイビル 代表取締役社長 飯島一暢)ことから「グリッズ」の立ち上げを決めたという。…