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女子プロレスラーでアニソンDJ… 女性声優・清水愛の多彩な生き方に迫る
一人ひとりの属性。近年では個人の趣味嗜好などを表す言葉にもなっているが、声優として演技に励み、プロレスラーとしても活躍する清水愛の属性は、一体どう切り分ければいいのだろうか。ひとたび「○○します」と呟けば、様々な業界を巻き込んで話題を振りまく彼女。マルチや多趣味という言葉ですら追いつかない彼女の今にインタビューを通して迫ってみた。
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趣味や好きなものが仕事へ繋がるというのは、誰もが描く理想かもしれない。「好きなものは好きだと言います」と胸を張って語る清水は、まさにそれを体現している一人である。2000年に声優としてデビュー。現在は釣りやサバゲー、プロレス、秋葉原系DJなど、「好きだから」のめり込み始めたという様々な分野へと活動の幅を広げている。
昨年末には、秋葉原系クラブシーンに特化した音楽雑誌『オトカルチャー』の関連イベント「オトカルランド」へMCとして参加。シーンの魅力を肌で感じると共に、同誌では清水が一人前のDJになるまでの成長を描く企画もスタートした。来月27日には羽田空港国際線増便一周年記念イベント内で行われるオールナイトの2デイズイベント『Re:animation Special in HAF』で、わずか2ヵ月あまりで早くも大勢の観衆を前にしてDJデビューすることが決まっている。
自らを「好奇心旺盛」と分析する清水。「自分が何かを好きという感情や、ポジティブな思いは吐き出すようにしています」と語るが、思いに任せて実際に何かをやろう、世界へ飛び込もうとするのは誰にでもできることではない。その顕著な例が、彼女が活躍する舞台の一つ、プロレスである。 「元々はプロレスをいちファンとして楽しんでいました。当初は、プロレス好きの人たちが集まるお店へ、ご飯がおいしかったので通い続けていたんですよ。そのうち店内に飾ってあるレスラーの方たちの写真が気になるようになり、試合へ足を運び始めるようになって」と振り返る清水。
そんな中、以前から親交があったお笑い芸人「はりけ~んず」の前田登を通じ、リングデビューを果たすことに。「2013年末の『がむしゃらプロレス』へお声を掛けていただき、当初はリングに上がる予定はなかったんですけど、勢いに任せて“プロレスデビューします!”とツイッターで呟いてしまいました(笑)」。
これまでの来歴を辿ってみても、彼女のまわりには偶然の巡り合わせが多い。…